実世界でもいる悪い友達とか悪い先輩とか悪い上司。
完全に悪ではないけど、何かと搾取しようとする奴等。
学校の虐めなんかも同じ流れですね。
やってる本人には悪意はほとんど無いという奴です。
負のループに嵌まっている状態では、まともな判断ができず第三者の介入で初めて自分がやられていた事に気が付くとか普通にあります。
一般の会社なら出入り業者が真っ先に気が付きます。
この会社なんかヤバイと。
取引先なんかはとっくにおかしいとかわかっている事とが多いですが、お互い麻痺している事があったりして「何か変」くらいで常識の範囲内だろうみたいな高い基準が出来上がります。
そのへん出入り業者は他の会社も均等に見ているので、ヤバイ状態はすぐに気が付きます。
まぁ何も言えないですが。言えば取引終了出入り禁止とかになるし。
作中はそんないじめられている低ランク冒険者が沢山いるって事を書いてみたかったので書いています。そんなのが沢山いれば飛び級したシオン達は恨まれますよね。
そんないじめっ子格の奴をシオンとサクラがブッ飛ばしているのですから、いままでいじめられていた冒険者はきっとシオン達の事を理解をしてくれるはずだと。
そんな思いで書いた66話。
そして66.5話に続きます。
ジートからついにダンジョンの存在が明かされました。
作者がちょっと書いてみたかったので登場です。
作者がダンジョン探索を書くとどんな感じになるのか、初挑戦。
シオン・サクラ・イリスだけだと不安なのでシャレイラを仲間入りさせました。
テッサには街での生活や商売面について
イリスには昔の知識や魔法について
シャレイラには脳筋系戦闘について
それぞれ違った視点でシオン・サクラにアドバイスしていくと思います。
次よりユルいダンジョン編が少しだけ続きます