大和田　虎徹

生きることは、食べること。他のいのちを喰らわねば生きていけないニンゲンの、巡る歌。

某県某所、端的に言って山奥に、そのリストランテがある。さる金持ちが道楽にと、完全招待制で経営している胡乱な噂のはびこるリストランテ。肉料理が名物のそこで、人食いの是非が問われる。

物心つく辺りから、物語中の死と暴力に魅了されていた。現実のそれには興味を示さず、ただ作中の悪趣味を堪能していた。いつしか、自分でその悪趣味を綴るようになっていた。募集テーマ「己の…

雪でできている方の雪兎がやってくる日本家屋、だと思っている主人公。雪兎が何か別の恐ろしいものに見えている不動産屋の職員。 日常の見え方が違うおはなし。

「続きを書いていこうぜ。」企画応募作品。

夏に家出した少年たちの、歪んだ青春

ハイエルフの先祖返り、野蛮な血を引くものとして迫害されたエルフの少女が、どこもかしこも野蛮な世界でそこそこしたたかに生きる物語

友人からなにもない場所に何かいないかと問われる。そこから始まる好奇心の末路

巨大隕石の近付く地球と、おかしくなってしまった町の人。ついでにうさんくさいテレビ。だったけど。

階級社会、絶対的存在による支配、停滞した文化。この世界のすべて。だった。人々が忘れた仮面をつけた、登録番号のない誰かがやってくるまでは。