最近は図書館を利用し、通勤時間中に色々本を読んでいます。
本の大体はノンフィクションです。
私は昔からノンフィクションが好きなのです。フィクションを書くにしても、土台がないといくら叩いても何も出て来ません。現実は小説より奇なりと言いますが、ノンフィクションを読んでいて驚くこともまぁまぁあります。それを取り入れてぶっ壊れた作品を書きたいのです。
誰もが目を覆い隠したくなるほど凄惨な物語を書きたいのです。
そこにはリアルさが必要です。自分の想像の世界だけでは理解できない訳の分からない理不尽が必要です。
私は無期懲役囚が書いた本を読みました。
そこで「どこでどんな風に死ぬかより、生きているうちに何をするのかが大事だ」と一節書かれていました。
なるほどなるほど、そうかそうか、よく見る一節だ。
と思いました。
その時、同時に私は「自分爆発ボタンがあればいいのに」と思いました。それを押した瞬間木っ端微塵に吹き飛んで死亡するのです。
それは実現可能だと思いました。頭に爆発物をつけて、起爆装置を握っていればいいのです。真面目にヘルメット型爆弾を考えました。頭を守るどころか、木っ端微塵にするヘルメット。しかも、内側だけ爆発すれば外側には飛散らないのも優秀です。
「死に方代行」という考えもよぎりました。自分の指定する死に方を代行してくれるサービスです。
これは面白い話が書けそうだと感じました。
やはり、ノンフィクションを読んでいると自分の中の考えが色々と引き出されて面白いと思いました(その一節で「自分爆発ボタン」を考える人は私くらいのものでしょうが……)。
いつか「自分爆発ボタン」とか「死に方代行サービス」の話を書いてみようと思います。