• 異世界ファンタジー
  • 現代ドラマ

自分に対する100の言い訳と読者に対するお詫び

あたらしく『赤界』というのを書き始めました。
正確に言えば過去作のブラッシュアップで、それなら『迷宮クソたわけ』を続けながらでもやれるだろうと作業に着手した結果、元の文章があまりに稚拙な内容であるため、かなり手を入れつつの公開になります。

それは私の労務の問題でありますので、いいのですが。

さて、本題として本作の登場人物表記であります。
現時点で公開している三話について、キャラの名前がカタカナ表記になっております。

ここからが言い訳なのですが、彼らの名前があまりにも紛らわしい。
というわけで、元データでは彼らの名前が漢字で表記されています。
しかし、半端な知識が身を縮めるとでもいう風に我が身を縛るのが、古代から近代まで東洋であった名前に関する以下のような考え方です。

例えば三国志でおなじみ劉備さん。あだなは玄徳でございます。
姓は劉、名は備。

一般的に、彼を呼ぶときは劉さんと呼びます。
肩書があれば劉社長、などという風に。

しかし、劉さんと言っても無数にいるので、他と区分するために下の名を用いるのですが、これが失礼にあたるらしく、あだ名を当てて劉玄徳さんと呼ばれます。
もっと言えば玄徳さんですね。

時々、キャラクターが劉備を指して「劉備玄徳さん」と呼ぶような漫画があるのですが、僕の知識だとそれは間違いだったのではないかと思っています。

とかく、一般的に言って身分の高い人は名前を呼ばれません。下賤の人がどうだったかは寡聞にして知らないけれど。

だから、劉備を劉備と呼ぶような世界観は避けたい、でも。
てな逡巡を得て、とりあえずカタカナ表記で始めてしまいました。

でも掲載して、読み返してみるとやっぱり違うなと。
シンプルに読みづらいし。

と、いうわけで彼らの呼び名は全部あだ名ということにして、今後は漢字表記に改めていきたいと思います。

混乱させた方には申し訳ありませんでした。

それから、この文章は一切調べずに書いているので、大いなる間違いが潜んでいる可能性が高いです。
他所では吹聴しないようにお願いします。恥をかいても責任は負えません。

それから『迷宮クソたわけ』ですが、無事発売されました。
応援をいただいている方のおかげですので、お礼を申し上げます。
ぜひ、買ってくださいね。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する