最近、音沙汰無しで、存在すら忘れ去られてしまったのではないかと戦々恐々の僕、DITinoueですが……。
実は、横溝正史ミステリ&ホラー大賞に応募するための、新作長編の作品作りを進めていました。
プロットは大体できて、後はもう少しやったら、連載を開始していこうかなぁと思っています。
タイトルはまだ無い。
今回はあらすじを載せて置こうと思います。
中学二年生の主人公は、怪談ユーチューバーとして活動していた。
三月十四日。
あるダイレクトメッセージが彼に寄せられる。
それは、スマートフォンの生成AI「アンサー君」を開いた状態で、首を半分だけ切り、額を真っ二つに割って自殺した友人についての話だった。しかも、生成AIは、「呪いの画像」と注文され、唇の周りを蛇が囲んでいるという画像を生成していた。
早速話を伺い、怪談スレッド“怪すれ”に投稿。
いくつかの非難と格闘していると、自分の息子もそんな自殺をした、という情報が入ってきて、早速次の日に主人公はそこへ向かう。
自殺現場の家に入ってみる様子を配信してみると、たくさんの、この事象に関する情報が入ってくる。
どれも、生成AI「アンサー君」が呪いの画像を作ったり、呪文を吐いたりしているところで首と額を割って自殺しているというもので、中には都会の真ん中なのにもかかわらずマムシ毒が検出されたというものもあった。
共通点は死に方くらいしかなく、年齢層も、若手が多いが、中年や高齢もいないわけではなかった。
主人公は、あまりの情報の多さに、アンサー君を作る会社に連絡することにしたが、「YOSHIMASA AI」の社名に入っている、「YOSHIMASA」が死んだIT会社勤めの父だということに気づき……。
というものです。
はい。
では!
追記:5月13日から連載始めます。その前には、サポーター限定で大量に事前公開します。お楽しみに。