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みなさまへの感謝とお知らせです!

どもども。こけばしさんです。

なんだかなーなタイトルですが、ご心配には及びません。

この「近況ノート」の更新がフォロワーさんたちに届くようになったとのことで、超いまさら感満載ですが、御礼とお知らせをしてみようかな、と思った次第です。





まず。

現在毎日19時更新中の

「戦略的ぼっちの《元・主人公》は静かに暮らしたい ~英雄因子ゼロの能力喪失者(スキルロスト)【改稿版】~」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896979172

についてですが、おかげさまで1000PV達成ができました!
ありがとゴザイマース! パチパチパチ!

本作は、過去発表作品の改稿版になります。

個人的にいわゆる「改稿」は、一度公開したものを女々しく(失礼)弄り回してしがみつくような行為だと妙に毛嫌いしていたのですよね。

けれど、当時はまだカクヨムへの参加をしたばかりで右も左もわからず、フォロワーさんの数も少なく、かつまたWEB小説ならではの作法とテクニックについてあまりにも無知だったこけばしさん。

あとから振り返ってみると、一話ごとの文字数は多いわ、無駄文も多いわ(それは今も変わってないですけれど…)で、物語としては良い出来だと自負するところが少なからずありながらも結果が伴わず(PVが伸びず)、もやもやっとした気持ちをずーっと引き摺っていたのです。公開のタイミングも、今思えば稚拙なやり方でした。

結構自信があったのに思うような反応が得られなかったので、当時はかなり落ち込みました……。

なので、いまさら「リベンジさせてPLZ!」となった次第なのです。そんな本作が、1000PVを達成できたのはとってもウレシーです!!

毎日更新って、読み手側には結構な負担だと思うんです。

(注:こけばしの方は校了しているので問題ないですケド)

オンタイムで追っかけていただいている読者様には本当に感謝の言葉一つでは足らないくらいです。ホント、コケバシ、オマエ、スキ。語彙力が消失するくらいに。

まあ作品はどこにも逃げませんし、最新話まで一気に追いつく必要もございませんので、みなさまのペースでお読みいただければこれ幸いなのです。ありがとゴザイマース!





さて次に。

更新停滞中の作品についてです。





まず「百合探」こと

「世界を動かすものは、ほかならぬ百合である。」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890953337

に関してですが、これが一番早めに更新再開予定です。現在、第三章を鋭意執筆中です。もうちょっとお待ちくださいね!





以前にも書いたかもしれませんが、元々こけばしさんは「校了してから公開する」派(派閥あるのか)なのです。けれど、前回の「カクヨムコン」の時に身の丈に合わないチャレンジ→大失敗をしてしまいました。



それは「執筆しつつ公開する」ことと「複数作同時に連載する」ことです。



その道を選択したこと自体に後悔はありません。けれど、結果的に俗に言う「エタる」状態となって読者の方々にご迷惑をおかけすることとなってしまいました。これは本当にイケナイことです。すっごく反省…。





一番の要因は「吾輩は異世界転生した猫である」(注:現在「電撃小説大賞」エントリーのため一時公開停止中)の執筆コストが尋常じゃなく高かったことですね。

何せ「夏目漱石先生が現代の『異世界モノ』ムーブに乗っかって作品を書いていたら?」というIF小説です。文体も明治・大正の頃のものでなければなりません。何より「夏目漱石が書いた」ような作品として恥じないものでなければならないのです。単なる「出オチ」ではなく、きちんと一作品として確立されていなければならないのです。

そのために青森県・恐山に赴きイタコの修業をして、もはや伝説と化している三婆様よりイタコの秘術を伝授いただくまでに至りました。いやあ、辛かったなぁあの壮絶な修業の数々。三婆様を背中に乗せたまま、丸太の上で腕立て伏せしたり、足を縛られ逆さに釣るされた態勢で、腹筋運動で瓶の中の水を汲み上げて上の木桶に注いだり。灼々と熱せられた巨大な香炉を二の腕で挟んで廻したりとかもあったっけ。いまだに火傷跡が龍の刻印のごとく残っています(もちろんウソですが)。



その際に平行して執筆していたのが、「世界を動かすものは、ほかならぬ百合である。」と「被告人「勇者A」」でした。実に三作品同時に10万字越えのものを書こうとしていたのですね。





その結果、次のお知らせになります。





「被告人「勇者A」」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892574079

これについては、正直なところ現在モチベーションががくんと下がっております。

シノプシスとプロットは組んであります。完結まで書くことは充分できるでしょう。ですが……偽らざる気持ちとして、この物語は「面白くできない」と感じています。

勝手な都合で「勇者」となるべくして異世界召喚された高校生男子ですが、一夜明けたら「魔族が勝利した世界」になっており、公選弁護人の助力を得つつも戦争大罪人である「勇者」として裁判を受けることになってしまう、というのが物語の序盤です。

うん、面白い。

ですけれど……この後がどうにも良くない。筋は敢えてここでは書きませんが、平凡の域を出ないのです。少なくともこけばし自身が面白いと思えていないのです。どう表現したら良いのか難しいところですが、「旬を逃してしまった」というのが最も近しい感情かもしれません。

なので、こけばしの気持ちが変わらない限り、近いうちに公開を取り下げるかもしれません。何卒ご了承くださいませ……。





さてさてお次は。





「七連装《セブン・バレット》の魔剣銃」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886923275

に関してですが、一応こちらは第一巻の最後まで原稿は出来ています。じゃあ公開せい、というお声が聴こえてきますが、どうにも納得いかないんですよね……このままだと。

元々、長い長いお話の序章として書いていた本作。その幕引きに長い間納得がいかずに迷っているのです。

このまま公開するべきなんでしょう、本来であれば。区切りと締切り無くして物書きとは名乗れません。どうせ趣味なんだから、と伸ばし伸ばしにする行為には、害はあっても利はない、というのがこけばしさんの考えです。「いつか書くさ」は「もう書かない」。今となっては耳が痛い言葉ですが、これがこけばしさんの信念なのです。

物語として肝心かつ山場であるレイ君と《辿り着いた者たち》の一人との対決真っ最中に永らく更新停止状態なのは全くお恥ずかしい限りですが、もう少しだけお時間をください。自分自身と対峙して納得のいくラストまでをお見せしますので。





ついでのお話として。





これも今頃?とのお声が聴こえそうですけれど、作中の広告表示を全面的に取り止めました。

一番の理由としては、広告がある状態ですとスマホアプリで読む際に非常にストレスが溜まるんですよね。スクロールする際に邪魔。少しならまだしも、すっごく邪魔。デカい。枠線も見えないので避けづらい。それに、作者がこんな広告が良いな、と選択できる訳でもなく、下品だろうが無益だろうが、半ば詐欺紛いの広告であろうが勝手に表示されてしまう。

もちろん。

いまだにWEB業界のかたわらに陽炎のごとく存在し続けているこけばしさんですので、「カクヨム」というサービスの存続のためには収益が必要だということは十分理解していますし、作家のみなさまへのモチベーションアップのための収益構造だということも分かります。

でもね。

それで結果的に、わざわざ足をお運びいただいた読者様だけが損をするのはフェアじゃない、と思うのです。

もっと邪魔にならない形で広告表示されるのであれば再考しないこともないですけれど、今のところは「広告なし」で行きたいと思います。





そして最後に。





まだまだ書きたい話がいっぱいあって困っています。

かつて宮崎駿監督が「風立ちぬ」製作の際に溢していました。



「俺には時間がない」と。
「早くしないと間に合わない」と。



これはご自身の年齢を踏まえ、いまだ脳内に埋もれたままの「物語」の数々を考えた時に、このままだと全てを作る前に寿命が尽きてしまう、という焦燥なのですね。

御年79歳のぱやおカントクに比べたら、こけばしさんなんざ頭にまだ殻の破片を乗っけたままのひよっこ中のひよっこなワケですけれど、どれから書くべきか、どのくらいの文字数で書くべきか、凄く、すっごくオナヤミ中なのです。



人間、いつなんどきフィナーレを迎えるか分かりません。
だから妙に焦るのです。

メランコリックでバイオリズムの狂いやすいこけばしさんです。思うように筆が動かないことが多々あります。今回のコロナ騒動も、実のところ凄く影響を受けてしまっていました(います)。また元の執筆ペースに戻すまでにはまだ時間がかかりそうです。



でも、そんな余裕、ないんです。
焦ります……。

でもでも、マイペースでコツコツやるしかないですねー。





書けても書けなくても、毎日最低限の時間だけでもいいから必ず原稿としっかり向き合う、これだけは曲げないルールです。これ、本気で物書きを志すならオススメの、いや、絶対にやらねばならない習慣です。たとえ30分しかなくても原稿を前に頭を捻り筆を動かす。15分でもいい。できれば2時間以上。



さっきも書きました。
「いつか書くさ」は「もう書かない」。



アイディアは逃げます。
物語は巻き戻りません。
ヒントは何かに書き留めなければ霧になって宙に消えます。



そうなりかかって、ハッと気づきました。うん。





なんだか長ったらしい駄文ですが、今回はこのへんで。

ではでは。
またいずれ。

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