• SF
  • 異世界ファンタジー

500★

 ブッシャリオン500スターありがとうございます。
 そんなわけで、ちょっと作品全体の話。ブッシャリオンは、大きく四つの部分にわけて構成されています。『起』の一~二部。『承』の四~五部と、つなぎの第三部。第六部からの『転』。まだ見ぬ『結』。つまり、第五部完結を以って、ブッシャリオンは折り返しに突入します。
 ここまでが物語の構成のお話。
 そして、それとは別に、ブッシャリオンの世界は三つのレイヤーから構成されています。一つは、アフター徳カリプスの時代。次に、その前段階にあたる徳エネルギー万能の時代。そして、更にその前段階にあたる、『現代から地続きの未来』。

 さて。ブッシャリオンの第一部、二部で、自分はアフター徳カリプスの時代を描いて来ましたが。次に、『どうしてこうなったか』を描く段になって気付いたのでした。
 これはまず初めに、一番基礎にある『現代から地続きの未来』を書かねばならないぞ、と。
 そのために少し脱線して徳パンク薄めで書いたのが、実は今までの第四部、第五部だったのです。徳エネルギーがどうして生まれたのか。というよりも、『どうして徳エネルギーを選ばざるをえなかったのか』。残り少ない第五部で、少しでも伝われば幸いです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する