拙作、「黄昏のブッシャリオン」がカクヨムコンテストにてSF部門特別賞を頂きました。身に余る光栄です。大賞じゃなかったので、これからも精進したいと思います。
ここまで来れたのは、偏に読者の皆様他、様々な方の応援のおかげです。Twitterの方にもコメントを出しましたが、今回の受賞は、終わりではなく始まりです。今後とも何卒よろしくお願い致します。
めでたい席(?)ではありますが、少しだけ面白くない昔話に付き合って頂ければ有難いです。面白くないと思うので、興味の無い方はこのパラグラフは読み飛ばしていいです。
この得難い作品を世に出すため、運営チームと自分は、ずっと頭を振り絞ってきました。作品を拡散するためにTwitter小説という挑戦的な媒体を選び、小(ピー)家にな(ピー)うの古臭いインターフェイスに苦しめられ、Twitterのタイムラインに偶々流れてきた情報から、カクヨムというオープン前のサイトを知りました。実にカクヨムのオープン数日前、2月24日頃のことでした。
で。即座に運営チームと会議した結果、カクヨムをログ保管庫として使わせて頂くことを決定。今までの連載分を突貫急ピッチで手移植し(次やる時はスクリプトとか組もう)、ついでにカクヨムコンテストという賞に応募しました。そう、ついででした。貰えるものは貰っとこう、くらいの積もりだったのです。地味に、この手の賞には初挑戦でした。結果はこの通りなわけですが。
あと、オープン後数日経って『横浜駅SF』の存在を知り、かなり頭を抱えました。芸風がダダ被りしていたからです。カクヨムに投稿されるSFのカラーは、横浜駅SFが決めた、と言っても過言ではないと思います。
結果として、なんだか良いシナジー効果が出たとの噂もあり、今回はめでたく横浜駅SFとダブル受賞(但し大賞&特別賞)ということで、良かったなぁ、大賞(100万円)ほしかったなぁ、と感慨もひとしおです。
つまらない話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
お詫びといっては難ですが、最後に一つ。明日か明後日には、何か新情報をお出しできるかもしれません。