スペース発のAI生成した『オルガ―狂奔の女帝―』をリライトするのに伴いグレードアップを目指して、世界観や年表を作成しています。
女帝オルガが誕生するためには、ゲルマン社会ではかなり厳しいものがあるので、フン族が移動する原因となる匈奴の強大化(実は漢帝国の成立が原因)を阻止しつつ、西方社会の帝国が崩壊するようにするにはどうしたらいいか?を考えました。
色々探すうちに、アレキサンダー大王がインド征伐を行ったことがマユタヤ朝の成立を招き、その強大化がチベットやビルマの諸族を中華圏へと押し寄せさせる結果となり、楚国を弱体化させ、秦国の天下統一へと繋がる訳です。
つまり、アレキサンダー大王がインド征伐を行わない世界線ならどうなるか?
インドは戦国時代が続き、ビルマやチベット諸族がこれを避け中華圏に侵入することはなくなり、楚国が強大なまま、古い体質なので中華統一を出来ず、秦国の統一戦は頓挫。匈奴が草原に戻ることはなく、フン族が動かなければ、ゲルマン民族の大移動は起こらない訳ですね。
そしてヘレニズム帝国が成立。巨大過ぎる帝国を維持するため、アレキサンダー大王は帝国を東西に割り、西方帝国を息子アレキサンダー四世に継がせ、東方帝国を異母兄に与えます。
西方帝国は皇帝独裁の強権国家、東方帝国は貴族共和制の連邦国家へと変貌していきます。東方帝国は経済圏の拡大を目論見、早期にシルクロードを発達させ、経済的発展を、西方帝国はイタリケ(イタリア)を征服しラテン文化圏を吸収、ケルタイ(ガリア)へと進出して、ヘレニズム化したケルト族が生まれます。
西方帝国は軍人皇帝が慣例化して、各地に軍閥が生じ、拡大の一途を辿ります。反乱が起こったり、それを鎮圧したり……と繰り返す間にゲルマン人が傭兵として入り込み、辺境国が成立。
東方帝国は大議会による政権運営が機能し、辛うじて国としての体裁を保っているだけで、皇帝は「君臨すれども統治せず」という象徴化が進む。
この二大帝国が世界の富と権力を恣にしている状態から瓦解していくのに時間は掛からなかった。
軍閥を乗っ取る形でゲルマン人が王国化し、ケルト人と対立していく。そこに成立したフランギア王国(ゲルマン人フランク族)とブルトン王国(ケルト人ブルトン族)がブレイシュ半島を係争地として百年戦争へと突入していく……という壮大な歴史を考えました(笑)
世界観設定も考えまして、これで解像度を高めて行きます。