お久しぶりです、上杉きくのです。
まだまだ暑い日が続きますが朝晩は涼しくなって心地良くなってきましたね。夏は苦手なので本当に助かります。
今回はタイトル通り、作品内の誤字報告についての私の所見です。
私は、自作品の誤字脱字はけっこう念入りにチェックする方です。
元々小説サイトに投稿する前は簡単なノベルゲームを創っていたのですが、ゲーム作品はリリースしてしまうと内容の修正に大変な手間がかかるというのが理由の一つです。そりゃあもう、セリフの誤字を一つ直すだけでもすごく面倒な作業になります。そのクセが今でも残っているのです。
それでも、チェックを越えて公開後に誤字等が残ることは普通にあります。その際に誤字指摘をしていただけた方は親交のあるなしに関わらず本当にありがたいと感謝していますし、自分でも改めて気をつけなきゃいけないなと思いました。
そういった経験の中で、私も読ませていただいてる作品の中で誤字を見つけたら、
「あなたの作品を真面目に読んでます、修正すれば次の読者はもっと完璧な状態でこの話を読めるはずです」
という意味で誤字の指摘をさせてもらっていました。
ただ最近、それが私の負担になっているなあとも思っています。
この作者さんの作品では指摘したのに、こっちの作者さんの作品ではしないのはどうなのか、とか。
1ページ内に3個も4個も誤字がある時はどうやって書けば作者さんへの角が立たないかな、とか。
そもそも内容の感想もそこそこに「ここが誤字ってると思います」なんてめちゃくちゃ失礼なんじゃないかな、とか。
作品を楽しむよりも、そんなことを考えることが増えちゃいました。
また、応援コメントで誤字指摘をするのも申し訳なくて。
「感想が来た!」と喜んで見たら誤字報告って、私だったら絶対萎えると思います。本編の好意的な感想がずらっと並ぶ中に私の誤字報告がずっと残るのも何だかいたたまれないです。
なので、今後はカクヨム内の作品で誤字脱字を見つけた場合は全部スルーさせていただこうと思います。それが読み手としての私の精神安定の為、最良だと判断しました。
エブリスタさんでは誤字報告用のコメント欄があって作者さんだけが確認できるようになっているので、そちらでは今まで通りこっそりと誤字報告させていただきます。
断っておきたいのは、誤字を見逃したからといって私が皆さんの、あなたの作品を適当に読み飛ばしたわけではないということです。
私は読みたい作品をかなりワガママに選んでいます。全部読むかどうかも保証はできません。その分、「今読んでいる作品」は本当に楽しんでじっくりと読ませていただいています。感想が書けないのは本当に申し訳ありません。憧れの作者さんにもファンレターを送れなかったくらいの臆病者なんです。
ご理解いただければ幸いです。