エッセイ5,366文字、小説33,440文字を書かせていただきました!
第29回文学フリマ東京11月24日(日)で頒布する予定です!
斉賀朗数さん、キタハラさん、花楽下嘩喃さん(からした かなん)
と一緒にやらせていただけて、とっても嬉しい。
現地でカクヨムで繋がっている方々とお会いできたらもっと嬉しい。
文学フリマがどういう感じなのか、全く想像がつかない。同人誌を並べて、椅子に座って待つんだろうか。小売の販売員として、いらっしゃいいらっしゃい、などとやっては迷惑だろうと思う。前にそういうツイートを見た覚えがある。バナナの叩き売りじゃないんだから、そりゃあ無いよなぁと思う。本を売るんだから、静かに座って待つのだ。でも販促面に不安がある。ポスターとかノボリを立てるんだろうか。完璧にお祭りだ。何だか前日あたりは眠れなさそうな気がしてきた。
アンソロジーの題名も金額もまだ内緒のようである。ようである、ってちょっと偉そうですいません。題名だけ決まって、金額はまだ未定なんじゃなかろうか。同人誌っていくらくらい何だろう。わからん。綾波レイによく似たキャラが出てきたエッチな漫画は500円くらいでTSUTAYAで売っていた気がする。800円だったかな? んー、わからん! ツタヤで売ってる同人誌って何だろうって思わないでもない。道の駅で売られている産地直送の野菜やフルーツの趣きがある。ないか?
エッセイは、同人誌にまつわる思い出とか、同人誌ってこういう感じがいいよねー、とか、そういうのを書いた。書きながら僕の兄が大学生の頃、意味不明な同人誌を作っていた事をハッと思い出したのだ。内容は意味不明のボードゲームのインプレッションや渋いシミュレーションゲームのリプレイ何だけど、書いている人達はすごく楽しそうに書いていた。当たり前だけど、好きな事を書いている時の文章はスタッカートみたいに語尾が跳ねて踊り出しそうな文字をしているのだ。決してスタッカート言いたいだけではない。いや、本当に、文章を読むだけで楽しさが伝染する、というのはあると思う。例え意味が分からなくても、書いてるテンションは伝播するものなのだ。
今回の同人誌、まったくオーケンを知らない人であっても、絶対面白い物になっていると思う。ここだけの話、書いている人達がみんなちょっとずつ頭がおかしいのだ。もちろん良い意味で。ちゃんとお金の受け渡しとか出来るんだろうか。まずそこからが不安である。であるって偉そうだな(二回目)本職小売の人が多いので心配ないです、と一応フォローを入れるの江戸川台ルーペの大人ぶり。どうですか。凄いでしょう。Apple Payだって一人で設定して使ってるからね。完璧っすわ。
小説の方は、「人として軸がブレている」というのを書きました。原曲は絶望先生のOP曲で超有名なやつです。めちゃくちゃカッコいいし、シャフトのアニメと合わさるとまた凄くイイ。Youtubeで探したけど見当たらなかった。内容は、大学生の男の子が回想する形式で、高校生の頃の友人、優等生カップルとの交流を書きました。高校生の頃、優等生の友達っていませんでしたか? そういう友達って、やっぱり優等生の女の子と付き合っていたよなぁって思いながら書いた。高校時代は僕は僕で陰の者として結構大変だったけど、彼らキラキラ部所属青春の汗派高校生も意外と大変だったんじゃなかろうか、という視点をこの歳にして獲得したので、ドンロドロに書いたった。軸がブレている感覚を持った事がある人と友達になりたいって思いながら。大変よく書けましたので、僕の小説が好きだという優しい方々に是非手にとっていただいて、読んでいただけると幸いです。僕のだけじゃなく、斉賀朗数さん、キタハラさん、花楽下嘩喃さんのも読めますから! 絶対損はしませんので!
紙に印刷される、というのを前提で一本書くと、何だか心意気が違った。これは一生残るんだからキチッと書かねーと、って思って、最初の一行目でしっかり射精させていただいた。射精ファースト。射精ありきの冒頭であった訳ではないのですけれども。言い訳が虚しい。なんだよ射精ありきの冒頭って。めちゃんこ書いた後なので、いつもの頭がアレな状態のままなので、ついに近況ノートに射精と書いてしまった。
オーケンアンソロの為に一旦放置した小説【文学性の女】も続きを書いていきたい。一度離脱して、また続きを書こうって戻った時の、寒い冬の布団から一度出てトイレから戻った時の温もり感というか。でももうちょっと休む。
どうぞよろしくお願い申し上げます。