6月は「文学性の女」の第4話を書いた。
主人公ヒガシダ=「僕」とミッドタウンでデートみたいなのをしていた同じゼミの女の子が、突然「ありありなしあり」と文学性の有無を判定する所から始まる不思議な恋愛小説です。いきなり「ありなし」判定し始める女の子に興味がある方は是非御一読いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。まだしばらく続きますので!

文学性の女
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888588759


六月は、何と言っても声優アイドルユニットTrySailのコンサートへ行ってきた事に尽きる。これについては文学性の女を書き終わったらきっちりnoteにまとめておきたい。何しろ最高に楽しかった。

何が楽しかったかというと、もちろんずっと念願だった①TrySailのライブが最高に良かったし、②新幹線で埼玉から仙台へ③二十年来の男友達と二人で旅行したことなど、全部ひっくるめて最&高だった。旅行を楽しむには様々な条件が必要で、もちろん旅慣れのようなものも必要だけど、突き詰めると、誰と、何をしに行くかという事が最も大切なのだ。そのどちらも最高水準で満たした旅行がまさに今回のものだった。何事もやってみたい事は口に出して誰かに言ってみるべきだ。ああ、もう早く詳細を書き綴りたい。書いたらちゃんとここで報告させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


実を言うと、「TrySailファンです! 雨宮天推しです!」と言うと、「えぇ……」と引かれてしまうのではないかという僕なりの(自意識過剰な)心配がある。というのも、例えば小説「空気の中に変なものを」の中には未成年者に対するレイプ描写や殺人、普通に性描写などが出てくるし、ほかの小説も明るくハッピーなものではない。

カクヨムコン 4で落ちた短編「いたずら電話」では超絶美少女がいたいけな男の子をたぶらかし、男の子の親友にいたずら電話を掛けながら射精させるという普通にヤベー女子が重要なモチーフである。そのくせ(って言う言い方も変だけど)その作者がハッピー・ラッキーな正統派声優アイドルユニットを愛するというのは、ある意味では裏切りのように思われても仕方がないのではないか、という事だ。単に好きならいいけど、正味仙台まで追っかけているのだ。普通の四十代男性は、あんまりアイドル声優ユニットを追って仙台まで行ったりしない。せいぜいライブブルーレイディスクを買って奥さんが眠った後にドキドキしながらテレビで鑑賞するくらいである(書いてて悲しい気持ちになるのは何故なんだ)


例えば、20年前に僕が敬愛して止まない村上春樹が「やっぱりモーニング娘。は四期までに限る」「加護ちゃんに会いに日本に戻ってきた。ミニモニはロック」などと呟いていたり、エッセイに書いていたら涙を流しながら「何でだよ、何でなんだよ綾波ィッ!」って悲しい気持ちになっただろう。僕はモーニング娘。が好きだったけど、憧れの作家様や、創作方面の方々に好きであって欲しくないもの、というのは絶対にあるのだ。調べなきゃ聴いたことがないジャズとか、ハイドンの交響曲No.なんたらを文中に提示して「ほへぇ」と我々を(あるいは僕を)新しい高い次元の世界に誘う存在であって欲しい、と僕は思う。


でも僕はもちろん当然そんな超絶偉大な作家様ではないし、何なら文章で一円も稼いでいない普通のおっさんなのでTrySail大好きと大声で言う権利がある。だから前段で(自意識過剰な)と書いた。普通のおっさんの癖に、圧倒的超絶ビューティーマジ美麗クールかわいい努力家天才声優雨宮天ちゃんが所属するTrySailを応援することを隠さなければいけない世界にしてはいけないのだ。こないだ25歳になった儚いかわいい麻倉ももちゅんかわいいスキスキチュキッチュミュミュミュミュミュ……と言えない世界にしてはいけないのだ。いけないのだ!(念押し)


僕は小説を書いている事を現実世界で本当に親しい人以外に隠しているし、TrySailが好き過ぎて、ブレードを振りに仙台まで遠征した事も同様に隠している(有休は「親戚の発表会があるので」と言って申請した。奥さんに何と言ったかはいずれ詳細に書く)

webでガチ小説を書くと言うことは、二十年以上前に蔑まされ勝ちだった「ネット上でしか本心を表明できない、残念なひと」という事になるだろう。以前の近況ノートに綴ったように(恥ずかしいこと書いてるな、と友達に言われた)、現実世界の人達よりも、僕の小説を読んでいただいたネットでだけで繋がっている人達の方が、僕自身の事を理解してくれているような気がする。そういう人達にまで超絶ビューティークールかわ……もういいか、雨宮天クンが所属するTrySailスキーな事を隠すと、もう脳の処理がおっつかないんである。あっぷあっぷだ。何を隠して何を露わにすりゃいいのかわからんし、わからんっていうか、そんな必要がそもそもないのです。僕ぐらいの自意識過剰な物書きはここでいきなり敬語とかぶっこむのでよろしくでィーす。ちなみにクンって言い方は昭和のフライデー巻頭グラビアのオマージュです。

今はネットのあり方も変わって、映画や小説でも、本音や本心をネットで書く事が自然になってるんじゃないかって気がする。昔のようにリアルワールドでヘナヘナしながらツイッターなどで毒を吐くというのは、気持ち悪いじゃなくて普通の事として受け入れられているんじゃなかろうか。

魂の存在が仮にあるとして、その存在が形に示せるのは、一人ひとりが気分なり気持ちを文字にしたネット上なんじゃないかという気がしてならない。何一つネットを利用せず、人と接せず孤独死した五十代の男性より、その心情を各種SNS(前略プロフィールやツイッター)で吐露した人の方が、記憶が薄らぎ消えていく人の中にいるその人よりもずっと鮮明でクリアに生き続けると思う。例え五文字でもいいから痕跡を残せれば、そこから人の気持ちや生き方を推し量るには十分な場合だってあると思う。もうダメポ、とかでも一定の理解ができるじゃないですか。想像と思い込みであったとしても。でも、人の中にある他人の印象で、想像と思い込み以外に何があるっていうんだろう?


そうした訳で、僕はありのまま正直に、超絶ビューティーワンダフルクレバークール声優雨宮天チャムが所属するTrySailを応援する、という事を声高に主張したい、と思っている次第であります。すげえ長い文章になりました。読んでくれた方には感謝を申し上げたい。まだ続くけど大丈夫だろうか。日本酒を呑んで脳が変になってきてしまっている(と書くと犬怪さんっぽい文章になる)


最後に、というか、これは大別すれば創作論になってしまうので書き辛いのだけど、僕が書く小説に「TrySail性が含まれているか?」という点について書いておきたい。ずっと前に、『小説内にでてくる「僕」は書き手である僕自身の「僕」ではない。赤の他人である』って説明したけど、あれもはっきり言って相当恥ずかしかった。小説を読み慣れている人には「あたりめーだろバカ」って思われるだろうし、そうでない人には「へーそうなんだ。私小説だと思ってた」と思われるだろうし、どっちにしろ後味が悪い。もう僕、死ぬしかないな、って気がする。でもちゃんと書いて偉かった。ちゃんと生きてるし。以下、箇条書き。つまりは、音楽と書く文章について。

文章や小説を書く際に音楽を流すことはない。
一曲だけテーマに沿った音楽を聴いて消してから書く。
その間に寝てしまう事もあるが、仕方がないと思っている。

テーマに沿った曲はお洒落なアレなので名前を書きたくない。お洒落な人だと思われるくらいならTrySailを聴くアニヲタと思われた方が百倍良い。とにかく日本の音楽じゃ無いやつをYouTubeで聞いて、それを消して書く。

だからと言って、TrySailや天ちゃんが一切小説や文章に反映されていないかというと、そんな事もないのだと思う。朝起きて仕事へ行って、夜帰ってきて風呂に入って眠る。あるいは休みの日に音楽や映画、小説を吸収し人と接しまた眠る。そうした繰り返しの中で煮詰まってきたものが文章として、小説という形を成して出て来るという感じを、最近とくに感じている。最初に書いた時は意味もわからず出てきちゃったものだけど(初期衝動に明かして)、今は何だかちょっと違うのだ。良いか悪いはもちろんおいておいて。

食べた物でうんこの匂いが違うように(うんこって書いちゃった)、書くまでに摂取したものによって文体や文章やストーリーや登場人物の印象が変わっていくのはきっと当たり前の事なのだと思う。ただそれは、もちろん僕がTrySailだけを純粋摂取して生きている訳ではさすがにないので、シェイクシェイクされ、ブギウギーに運良く胸騒ぎされたものだけが形として出て、修正され、読んでいただける方々の目に晒されていくものなのだろう。だから最初に提示したお題


僕が書く小説に「TrySail性が含まれているか?」


については、含まれているし、含まれてもいない、という玉虫色の結論となってしまう。大変申し訳ない気もするけど、少なくとも嘘は付いていないし、隠してもいないという点において、僕はこの近況ノートを書いてよかったという結論になる。だれか百円くれよ! 頼むよ!!

いや、本当に雨宮天ちゃんすんごい綺麗カッコいいからね。もちょもかわいいし。ナンスちゃんについてはググって欲しい。


今月の近況ノートは長くなった。
先月、先々月が短かったので、ちょうどいいのかも知れない。
ここまで読んでいただいた方々、本当にありがとうございます。この前五百円ガチャで引いた天ちゃん缶バッチあげたい。あれまじ天使だから。


やっぱあげない。



今月も頑張って書きたいと思います。

※参考
旅行記
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885895834

【短編】いたずら電話
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888191017