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芝生の上で考える。


GWは自然に読書にいそしむ。そして読むことが頻繁にそれがより自然になるプロセスで書くことが自然と加速するのではないか。

作家古井由吉のインタビューがあって、あれも書こうこれも書こうでは表現に緊張がない。もう書くことが何もない。そこからそれでも創造的主体に何が残る、その何を引き出すことが、作家の仕事だと思う、という。

休日の黄昏。その空白時空において何が内在的に喚起されるか。広々とした都心某所の芝生の上に寝転がって空を見た。空には雲があった。風が寒くなった。

リラックスすること。縁する外部性を一旦は遮断する。そこから内部へ静かに視線を向ける。

まぶたを閉じると賑やかな残光が色鮮やかに浮かぶ。寝ていると夢をみる。それは体が休んでいるからだ。眠る行為の中で映像が浮かぶ。

夢を見る。夢を体験する。



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