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リベンジもノベルでやろう。

宮本輝はパニック症候群を煩って通勤電車に乗れなくなった。サンケイ広告でコピーライターをしていた頃の話だけど。

作家を目指して同人誌に書いていたらしい。でも家計が厳しくなって資材関連の零細企業で働き始めた。ところが..雇用条件は逸脱しかも「あんた、大卒のに、こんなんもでけへんのん?」とごちゃごちゃ言われちゃった..。

B型一人っ子の団塊世代の宮本輝である。その恩讐の日々は短編小説として売れっ子作家になってから昇華したのだけれど..。

憎かったその社長を「色ボケ」くそ味噌である。リベンジ小説である。この短編小説の題名が思い出せない..「短編全集」上下二巻のどこかに..。もうどうでもいいけど。

今も説教臭い武田鉄矢は海援隊駆け出しのころ作詞で「俺をふった女全員の名前」を列挙しようといたらしい。執念深い武田鉄矢らしいエピソードだけど。

「贈る言葉」では「人は悲しみが多いほど、人にはやさしくできるのだからぁ〜」って本当なのかな。

第一義ではないよね。やさしくするには悲しみが多いほどいいなんてさ。

自己憐憫に陥らない為にも..健全なリベンジは必要なんだけど。作品に昇華させる..このマジックが文芸でも大切なんだね。

コメント

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