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書きながら思ったりする。


確かに工芸品として装丁華美なる書籍ってあるけど。宮本輝「にぎやかな天地」に高級書籍をつくる主人公が登場する。発酵のメカニズムに生命のミステリアスな連鎖を比喩するみたいな物語だけど。輝氏特有の物語だけど。

請負の工芸創作のような個人出版は陶芸に似ている。個展に行けば分るけど陶芸作家と作品を前にいろいろ語り合えたり出来るわけで。世界に一つしかない新作品なわけだけど。

書店本屋の衰退著しいけど、本という体験が出来る書店、本を売るとはどういうインセンティブ、付加価値を創造出来るかという試みが下北沢の書店で行われているけど。

新潮社も直営店を開いて新作発売の作家を囲む会を開催しているけど。その真向かいにある「カモメブックス」もお薦めだけど。ビール飲みながら本を選べるけどさ。


小説の主人公は作者の中から普通は出て来る。取材したり研究調査したりしても自分の中の自分が出て来る。でないとリアリティを持って書き進める事が難しい。10万字以上を書けない。

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