常陸乃ひかる

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  • 現代ファンタジー
Hitachino3
9作品

KAC2024参加作品

その名のとおり、KAC20241~KAC20248までまとめます。
『近代渡世』『現代処世』は、
明治時代を舞台にした連作です。
『Time Flies』は例外ですが。

最後は長さの関係で、大正～平成をすっ飛ばしています。
まあ、高度成長期を描く話ではないので良いと思っていますが。

では、よろしくお願いしまーす。
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作者のおすすめ順
#1

Time Flies／
常陸乃ひかる

この物語は私のことでもあり、あなたのことでもあります。 KAC参加者には、三分以内にやらなきゃならないこともあるってもんで。 え？　そんなの決まっ―― KAC20241 参加…
この物語はフィクションであり実在の作家とは関係ありｍ
常陸乃ひかる
#2

近代の渡世術 ①／
常陸乃ひかる

明治26年。 落ちこぼれ神族のロス・ウースは、移りゆく時代に抗えず、町に出て働くことになった。 彼女に与えられた仕事は、人間の相談を聞き、それとなく答えを出してやること。 【苦シ…
近代の悩み
常陸乃ひかる
#3

近代の渡世術 ②／
常陸乃ひかる

明治二十六年(1893年)、六月。 駄目神族のロスは、相談所の仕事を半ば強制的にやらされて半月が経った。 ある時、同僚で同族のちえが、ロスのあばら家を内部見学したいと云い出し――…
おじゃまします…か？
常陸乃ひかる
#4

近代の渡世術 ➂／
常陸乃ひかる

明治二十六年(1893年) ちゃらんぽらん神族のロス・ウースは、ようやっと町での仕事に慣れ始めた。 或る非番、主神と町を歩いているとゴロツキに絡まれてしまう。 話を聞くと、どうや…
『近代』という時代の箱
常陸乃ひかる
#5

近代の渡世術 ④／
常陸乃ひかる

明治27年。 人間よりも優れているはずの存在は、自分の存在意義に疑問を呈してゆく。 KAC20244 参加作品 お題：『ささくれ』 こちらは連作です。 前：KAC20243 …
自分が成すべきこと
常陸乃ひかる
#6

近代の渡世術 ⑤／
常陸乃ひかる

明治28年。 無職の神族――ロス・ウースは、終戦の真只中、主神から或る真実を告げられる。 ほどなく不毛な内戦に巻きこまれた彼女は、ひとつの決断をする。 KAC20245 参加作…
諦観と覚悟
常陸乃ひかる
#7

近代の渡世術 ⑥／
常陸乃ひかる

明治28年(1895年)、冬。 とりあえず生きている、人間もどきのロス・ウースは或る内戦に巻きこまれる。 軍と対峙し、改めて実感するのは、 とりあえずでは済まされない処まで来てし…
  • 暴力描写有り
時代は終りへ向う
常陸乃ひかる
#8

近代の渡世術 ⑦／
常陸乃ひかる

明治28年(1895年)、冬。 神族もどき――ロス・ウースは、種族間の内戦に巻きこまれながらも、どうにか生き残る。 再会した旧知や、新たな仲間と踏み出す一歩とは？ KAC202…
美味しいご飯
常陸乃ひかる
#9

現代の処世術／
常陸乃ひかる

キャスト・アウェイの創業者――ロス・ブラインドは、かつての創業メンバーに渡したい物があるという。 その運び屋として白羽の矢が立ったのが、どこにでも居る95歳の老眼OLだった。 …
最近…近くが見えなくて
常陸乃ひかる