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筑前筑後通信(241)政争を描くのは面白いが、難しいの巻

こんにちは、筑前筑後です。

北部九州では豪雨災害が発生。筑前が住まう福岡県にも甚大な被害、犠牲者が出ております。
幸い地元の福岡市西部は大きな被害はありませんが、避難グッズを揃えて準備だけはしております。
しかし毎年と言っていいほど、北部九州は大雨で死者を出しています。
天災だからどうにも出来ないとわかりますが、何とかならんもんですかね。


さて、豪雨の中も筑前筑後の筆はノリノリです。

「狼の裔~念真流血風譚~」の十八回「風乱」の前後編を更新しました。
利重がついに動き出しました。利景の志を継ぐ形をとっていますが、書いていて己の野望にしか思えません。しかし、それを亡き名君の遺命に置き換えれるのだから、やはり凄い男です。
ただ、彼が言った平等には僕は反対。少数派を多数派に取り込む事が平等ではなく、少数派か多数派かどちらかを「自分の意志」で選ぶ事が出来るのを平等ではないでしょうか。

利重の就任で、風雲急を告げる夜須藩。利景の幕僚は二つに割れ、それが新たな政争を生む。

どうなるんでしょうか!? 乞うご期待です。


追伸、こうした政治劇を描くのは凄く楽しいです。しかし、難しい。僕の意図が伝わっていればいいのですが。

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