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読書メモ④

 今回は文化教養から二冊です。


『[モノ]の世界史』宮崎正勝

 広義の意味合いでの「モノ」、生活習慣、巨大な装置・システム・道具など人類が創造したあらゆる「モノ」の生成、伝播、変容をつないで世界史のアウトラインを叙述していく試みの一冊です。
 前回紹介した『世界はいっしょにまわってる』と同じように「モノ」で世界史をつなぐという印象です。これ、あまりに説明が詳細で多岐にわたってるので、4週間かけても半分しか読めませんでした~。気になる箇所は何度も読み返さないと覚えられない。しょーもないです。でもとてもためになるので間を開けて後半に挑戦しようと思ってます。
 私的には、生活様式や道具はどんな必然性があってそうなるのかっていうのを突き詰めて知りたかったのですけど、この本ではどうやってモノが伝播して行ったかに尺を取ってます。ローマ帝国の道路網やモンゴル帝国の草原の道、イスラム商人の交易ネットワークを辿ってどう文明が交流したか。
 前半を読んだ限りすごいのは遊牧民族とムスリムの存在感ですね。例えばパルティアの太陽神ミトラの誕生日(冬至の日)をイエスの誕生日として組み込み、キリスト教指導者が競争相手のミトラ教を吸収したっていう。このミトラ神がクシャン朝に伝わると大乗仏教に組み込まれ未来仏「弥勒」になったという。
 京都フリークだった私がいちばん好きな仏像が広隆寺の「弥勒半伽思惟像」なのですけど、この弥勒様が椅子に座って膝で頬杖をついた姿勢なのは遊牧民の椅子に腰かける座法の影響だそうです。ほほう。


『手にとるように宗教がわかる本』島田裕巳監修 世界思想史研究会編

 広く浅く各宗教の歴史がわかります。図解も多いのでパッと確認できて良いかも。索引も付いてて、コンパクトな事典て感じです。
 で、文明の発祥と宗教のはじまりは同一なのが、上記の『[モノ]の世界史』と並行して読むことでよーくわかりました。
 特にイスラム教の合理的実践的な政教一致の社会体制があるからこそのムスリム商人の活躍なのかと納得。
 革新的に物事を進めていく中では宗教による強固な精神思想って必要なのだな。日本人にはそれがないからな。何事も話し合い、決まらなかったら占いに頼るとかマジか、ですよね。(役員とかくじやじゃんけんで決めるのやめて欲しい。じゃんけんは平等じゃないから~) 責任者不在のなあなあな組織体制……。どっちが良いとか悪いとかじゃないですよ。

 今回は以上です。

40件のコメント

  • 「第八話 カストロプ動乱」やっと見れました~。良かった。また見逃すかと思ったー。しかし、また物議をかもす回ですよ! ぷんぷん。

     まずですね、ちょこっとだけ顔見せしたマリーンドルフ伯! は? 渋くないっ。かっこよくないっ。モブキャラと同じ扱いの顔じゃあないですか!? 舐めとんのか、こら! マリーンドルフ伯とグリーンヒル大将とが銀英伝の二大ダディじゃありませんかっ! おじ様人気甘く見んじゃないぞコラ。おじ様を渋くカッコよく描けないアニメなんか用はないんじゃああああ。

     ……イケメンアニメなのですかねえ、これ。だってルッツのあのイメチェンぶりは何? ねえ、何? エンディング絵で誰かな、あれ、ミュラーはまだ出て来ないはずだしって思ってたのよ、まさかルッツとは!
     ビッテンフェルトも見た目若いよねえ、道原さん版に近い感じ? 見た目若いのはみんなそうかー。
     なんかさあ、声は旧作の声優さんに寄せてるのを感じるのだけどキャラデザが……うん、まあ。慣れの問題だろうし良いのだろうけど。

     でもさあ、ラインハルト華麗さが足りなくないですか? ねえ! 原作にはいたるところに「金髪の華麗なひと房」とか描写されてるのに、一個も! 全然! 拾えてない! 今からでもいいからヤンの見た目パラ、ハルトに振り分けなさいよ(オイ)

     帝国の服飾はやはしバッスルスタイルですね。これには安心。だけど旧OVAのロココに脳みそやられてたので必要以上に皇帝陛下が素敵に思えてしまいました。いかーん。これじゃあ門閥貴族勢はどんなキャラデザになるのか。マクシミリアンと似たり寄ったりかなあ。

     オーベルシュタインとの面会は、胸がぎゅうっとなりますよね。不穏な演出がこれでもかって。初見の人にも伝わっただろうか……。
     別にオベが悪いわけでもないのですけどね、私は彼、キライじゃないのですよ……。声が塩沢さんだったからじゃあ、ないですよ!
  • 今回の読書メモの二冊はとても気になりました。
    図書館……に、ありますかね? 今度探してみます。

    私も八話見ました!
    どうしても、どうしても名前が覚えられない!
    私がちゃんと覚えているのはヤンとラインハルト。
    後は、長くて難しくて覚えられない(泣)
    でも、今回の物語の赤い髪の方(ラインハルトの右腕になるのかな?)この方の敵に対する作戦と言うか姿勢は好きでした。
    と言うか、あれは敵さんの自滅のようなものですよね。何ものも上に立つ者の人望がなければ、足元を救われると言うことですよね。

    ラインハルト様。煌びやかさが足りなく見えるのは、軒並み周囲がイケメンに書かれているからではないでしょうか?
    ヤンの見た目をもう少しやる気のない男っぽくしてくれたらメリハリがある気がするのですが……

    でも、ねんどろいどで発売するヤンとラインハルト様のフィギュアは可愛いと思いました。
  •  赤毛の副官、キルヒアイスです。
     オープニングの感じからすると、たぶん今回のシリーズの中心です。

     僕も戦史とか好きなんですが、あれにも法則があります。シンプルな方が勝つという奴です。歴史上の名将は余計なことは考えません。必要なことは全部、考えますが、必要でないことは一切考慮しません。
     自分の面子とか、名誉とか。

     キルヒアイスは、ラインハルトとその姉のためだけに生きています。
     それだけなので、目先の物事に目を奪われることがないのです。

     他のことを全て捨てられるのだから、強いです。別の意味でオーベルシュタインも自分の目的以外を全て捨てているから強いのです。

     そういう目で見ると、銀河英雄伝説にはまた別の味があります。

     奈月さん、僕は宗教の話も歴史と同じくらい面白くて好きです。宗教は歴史の一部分でもあるのですけどね。

     イスラム、凄いですよ。

     実は僕の友人にイスラム教徒がいるのですが、戒律とかに意外と緩いことを言っていたのに驚いた記憶があります。宗教には、単純なイメージだけで語れないものがあります。
  • 『手にとるように宗教がわかる本』は「手に取るように~がわかる本」ってシリーズの中の一冊でどこにでもありそうな感じです。
    『[モノ]の世界史』はどうだろう? 蔵書検索であたってみてください~。

     今回ラインハルト麾下の提督陣の顔見せでしたね。全員が今後クローズアップされるわけじゃないから名前を覚えなくてもいいのじゃないかしら~(ヒドイ)
     マクシミリアンの辿った末路は門閥貴族勢の辿るテンプレになりそうですね。(旧作ではマクシミリアンに媚びへつらってた臣下たちが保身もあって君主を弑逆したって感じで胸糞でした)

     フィギュア……ですかΣ(゚Д゚) かわいいですかΣ(゚Д゚) どうしよう、見たいような見たくないような。


     ワタシ思春期のころには聖書読んだり説法集なんて読んだり……何か悩みが深かったのでしょうねえ(遠い目)
     そのうち学問として宗教って面白いと思って結構本も読んだのですが、イスラム教はノータッチだったのですよねえ。

     そうそう、ユダヤ教と比べれば大分ゆるゆる。だけどとにかく実践的。唯一無二の経典を持たなかったことで混乱と分裂を繰り返したキリスト教と違ってとにかく強固。そして教義と社会体制ががっちり組み合っている。新しい宗教で後発だったことも合理性に磨きをかけたのでしょうね。

     今現在でも世界ではムスリムの影響力がすごいですものね。経済でも日本もムスリムマネーにターゲットを絞って来てるのかな。食事とか祈祷の時間を示す腕時計とか祈祷室設置とか。
     海外の人たちとの付き合いにはその人の宗教への理解って必要ですよね。
  •  僕も最初はイスラム教って厳しいだけの古代宗教みたいに思ってたんですよ。十代の頃に暗殺教団とかを紹介した本を読んで。
     麻薬と偽りの天国で人間を暗殺者に仕立て上げるのを、単純に怖いと思いました。まあ、今のイスラム国とかも同じようなものですが……。

     でも、違うんですよね。イスラムの神様は過ちを認めてくれる。認めてくれないのは神様に気に入られようとする人間の方です。

     僕の友達は、神様との約束だから酔っぱらいすぎないように適当にすればいいの。と言っていました。シリア人の夫と結婚するために改宗したそうです。三十歳を過ぎて思い立ち、生まれたばかりの子どもを育てながら管理栄養士を目指した人です。
     その人は役所で安いアルバイトをしながら、実務経験を積みました。
     年上の人です。僕が出会ったのは、その人が四十代。管理栄養士の資格を取った頃です。
     その人は、純粋に向上心からイギリスで行われた栄養士学会に参加しました。自費です。職場のお金で参加した人たちが英語もわからず観光だけしている中で、彼女だけは英語でメモを取ったそうです。

     勉強したいから、大学に行くんだ。もっと勉強したいんだから大学院に行くんだ。それは若さを武器だと思う人間からは、まるで無謀な挑戦のように見えました。正直、もっとうまく生きられないんだろうかと思うこともありました。

     でもその人は結局、還暦を過ぎてから大学教授になりました。実力だけで。裏技も何も狙わない。目標に向け、真っ直ぐに進んだ結果でした。

     その人から見たら遥かにぐうたらな僕が、年月はデメリットじゃないと公言するのはその人の影響です。

     ちょっと話題がずれてしまいました。
     でも、その人のことを思い出すと、勇気がわいてきます。
     
  •  今、気づきました。

     縦書き表示がマウスでぐりぐりできるようになってる!

     これでハードは問題ありませんね。
  •  結婚のために改宗ってすごいですね。日本人て宗教を警戒するから、パートナーが信仰を持っているとしり込みして逃げちゃう人って少なくないと思います。ステキな方なのですね。

     これまた日本人て生涯教育への興味が薄い。欧米に比べると社会人学生が極端には少ないそうですね。いくつになっても学ぶことはできるのに。こんなだから社会人になるとどんどん馬鹿(文字通りの)になっちゃうのかなー。不祥事が起きる土壌をつくってるのは思想の甘さじゃないかしらって思っちゃいます。

     いくつになっても向上心を持ち続けていたいです。

     マウスホイールの対応早かったですね。他の問題にもどんどん対応していってくれるといいなー。
  • 今回の読書メモ、どちらもすごく面白そうです。特に『手にとるように宗教がわかる本』、これは読みたい。いつかちゃんと知っとかなきゃなーと思っていたので。教えてもらえてよかった。

    そして。なんか周回遅れでごめんなさい、の第八話。

    あー。マリーンドルフ伯。確かに。だって、この人、あの人のお父さんですよね。こんな人でしたっけ? すっごい普通の人でしたけど、いいの? さてさて、グリーンヒルのお父さんはどうなるんでしょう。

    んー。若い人とおじさんの落差が大きいですねえ。イケメンアニメ……なのかなぁ。ルッツ。びっくりでしたね。ビッテンフェルトは分かりやすい性格なので、あんまりぶれない気がします。

    ラインハルトは、たぶんこれから変わっていくんじゃないかなーと、ひそかに思っているんですけど。

    実は私もオーベルシュタインけっこう好きです。今回の諏訪部さん、塩沢さんリスペクトな感じで、いいと思います。塩沢さんは私的にはマ・クベの人です。
  • Die Neue These 特別番組「キルヒアイスのイゼルローン訪問記」

     なんですか、ユリアンのイゼルローン日記のパクリですか、なんて思いながら半笑いで見てたけど、広中さんの登場にびっくりして、田中先生の登場に驚愕でした。田中芳樹老けたなー。そうだよねええ。かわいいおめめは相変わらず。

     こういう特番てたいていスルーなのだけど見ておいてよかったです。Han Luさま、アニメモアップしてくれてありがとうございます。梅ちゃんイケメンで鼻水出ました。
     なにげに田中先生の創作話ためになりましたよね。到着地は同じだけどどの路線を選んで行くのか。なるほどですー。
  • 特番、ゲストが充実してましたねー。私、実は田中先生のお姿、初めて拝見しました。なんか、思っていた感じと全然違っていて、びっくりしました。もっと小難しいことを言う感じの人なのかなと勝手に思っていました。

    創作の話、さすがプロの作家さん、例えがわかりやすい。そして、説得力ありました。なるほどでしたねー。

    そして、梅ちゃん、むっちゃイケメン。
  • こんにちは。
    先日は私の近況ノートに感想を寄せて頂きありがとうございました。今書いているまるの話はコンテストに参加しているとは言っても、大した宣伝もせず細々と書いているものだったので、感想をもらえたことがとても嬉しかったです。ありがとうございます。
  • muukoさま

     わざわざありがとうございます。
    「ともしびは永久に」とてもいいお話だと思います。あたたかく、どことなく切なく、郷愁を誘われます。
     muukoさんのお話は他に短編を読ませてもらっただけですが、他所で感想を取り上げられてるのを見ていてカワイイ恋愛ものやコメディを書かれるイメージが強かったので意外でした(わーん、ごめんなさい!)

     続き楽しみにしてます。ぼちぼちで良いので、頑張って下さいね~。
  •  よくお相撲で星を買うって話がありますよね。勝ち越しがかかった一番で対戦相手から勝ちを金で(あるいは将来の勝星で)買うって話です。なんだかそれを思い出しました。
     もちろん八百長、イカサマです。
     競技の質を落としますし、ガチンコでやっている力士を腐らせます。でもそれが当然になってしまうと、圧倒的な実力がない限り、やらないと生き残れなくなっちゃいます。

     カクヨムで問題なのは、ガチンコではまず勝てないということです。

     なろう他のサイトで固定読者を作って、引き連れてくる。ツイッターで宣伝する。大量にフォローやレビューをしてお返しを狙う。自主企画を利用して人脈を作る。これらをうまく組み合わせないと100以上の星はなかなか難しいと思います。
     上記の努力(あえてそう言う)プラス、読みやすい文章(これはいい文章ではなく、単に読める文章という意味)が必須という感じですね。

     まあ、どうせ読者選考だけじゃなくて編集部ピックアップもあって、最後には作品の内容を中心に選考されるんですけど。必死に星を集めてもダメな小説は絶対にダメなんですけど……。

     これって公募で言えば、一次選考を突破するために必死になっているようなものです。公募で一次選考を突破して上位10~20パーセントに入っても、それと入選とは直接の関係はありません。
     足切りで生き残っただけで、作品に力がなければ意味がないのです。
     一次選考を100回突破するだけなら、一流の文章力があれば十分に可能です。でもそこから先は確率ではありません。読者選考で一次選考を突破しても同じことです。

     どうせ編集部ピックアップがあるなら、そんな努力しなくても同じだと思いますけどね。公募で一次選考を突破するくらいの実力があれば、その時に集まった作品のレベルもありますけど、とりあえず編集部が拾ってくれると思います。

     では、そんなムダなことをカクヨム編集はどうしてやるのか?

     ここからは、僕の推論を含めた考察です。理由は二つあります。

     一つは、なろうのように読者が押し上げた作品を商業化する流れを作りたいから。僕の評論で作者優先のカクヨムではムリだと書きましたが、運営は『いつかはきっと、サイト内評価と作品内容のバランスがとれるはずという』夢を持っているのだと思います。

     二つめは、今回のコンテストでも出てきた新文芸という奴です。

     奈月さんが教えてくれたサイトでチラッと見ただけですが、作品を読者と二人三脚で作っていくという発想ですよね。
     出版社は、作者に編集者がついて二人三脚で作品を作っていく、そういう作品が商業的に優れているという経験則で考えています。題材として飽和状態にある中で作品を大量生産しようと思うなら、それは有効な戦術でしょう。
     でも、そのコストがバカにならない。また、どうせ同じような実力の作家なら、作品ごとに作者を変えた方がいい。いちいち編集者をつけ変えるのは大変だ。

     しかし、こう考えたらどうでしょう。読者が編集者の代わりをしてくれれば一気に問題は解決する。もしそれで編集者がついた作品と同じ質の作品がサイトの中で量産できれば素晴らしいことだ……。

     こんな感じじゃないでしょうか。

     結論としては、今、相互なんかで読者選考突破を狙うことには意味がありません。……と、僕は思います。
  •  こないだ、とっても素敵な記事を見つけて。そのうち読書メモで紹介しようと思ってたのですけど。本屋大賞にノミネートされたことのある『コーヒーが冷めないうちに』の作者さんのインタビューで。
     作者の川口さんは舞台脚本家で脚本としてこれを書いたのですって。編集担当者さんに小説にしようって声をかけられたけど最初は断って、友人の死をきっかけに考え直して編集者さんに連絡をして、それからまた一年がかりで小説にしたのですって。
     で、編集さんは「小説は出してみないと分からない。たくさんお金をわたせないかもしれない」って。でもそれでも良いって川口さんは思ったのですって。
     発売されてからは出版社の人たちがポップを手作りして書店に売り込んでくれたのですって。重版はそのおかげだって話してました。サンマーク出版という出版社です。

     この「小説は出してみないと分からない」の部分をなくして効率化するための新文芸なのでしょう。それは分かります。だけど現状はとてもとても……ですね。

     読者を引き連れて来る……そうなのですよねえ。またまたキナ臭いなあって思った作品、覗いてみたら新規のアカウントからその作品だけにがんがん星が入ってる。また笑ってしまうのはやりとりがとっても自作自演ポイのですよねえ。裏垢とまではいかなくても。よくやるなあ、と呆れはしてもやっぱり嫌になっちゃいます。
     でもそう。星が三ケタ付こうとも書籍化されてない作品ありますもんね。

     星集めは自分とは別の世界の話としてガチンコで頑張るだけなのですけどね。いつか読者の評価も正当なものだと信じられる日がくるといいなー。なんて、夢ですかねえ……
  • こんばんはお久しぶりです。
    話し豚切りでごめんなさいね。

    なんか今日は、リナちゃんの活躍を読んでいたら、あんなコメになってしまいました。
    相変わらずの応援コメじゃないコメでなんというか……。

    でもねえ不思議な気分なんですがね、どうしてもリナちゃんに話しかけたくなっちゃって。
    だって、目の前に一所懸命考えて知ってることを総動員して頑張ってる女の子がいるんですよ、本当に目の前に。

    こういうのが、作者さまの物語の魅力であり魔力なんだろうなー。
  •  いえいえ、そこまで入り込んで読んで頂けて作者冥利につきます。ありがとうございます。

     今回のリナの物語はものすごく描写がくどいですよね。私にとってもここまで細やかに描写するのは初めて……かもしれません。小学生の女の子にとって未知な出来事が起こって、未知な世界にやって来て。あのアパートの一室だけが今のリナにとっての世界で。そう思ったらああいう描写になりました。

     この閉ざされた世界での細やかな描写の試み、これから挑戦する異世界冒険ものにもつながるかもって思ったりしてます。

     ともあれ、そう言って頂けて、リナの物語の表現方法は間違いではなかったなってホッとしてます。まだお話は続くのですけど。満足していただけるよう仕上げてまいります。
     わざわざありがとうございました。
  • くどいというよりは、ものすごく映像的なんだと思います。今回のは。それも、イタリアとかフランスとか東欧系の映画のような描写。

    元ネタは見たことも読んだこともないんですけど、元ネタがあることを知らなかったとしても、ここから浮かんでくるのはそっち系の映像。それ以外の何者でもない。
    セリフのない中で動き回る女の子が、映像だけで心の中も伝えてくるようなやつ。

    いつも思うんですけど、作者さまのお話は、書かれてない部分から伝わってくるものがものすごく多い。
    不思議だなあ、特別な手法が使われているわけでもないと思うんだけど、そういう風に読めてしまう。
    あっ、使ってるんだったらごめんなさいねただの私の無知のなせる感想です(>_<)
  •  そうですよ。@kobuupapaさんのいう通りです。
     映像的です。くどいとは思いません。

     俳句じゃないから、省略できる言葉を全て省略するのがいいとは思いません。僕もそういう映像的な文章を志向しているので、そう思います。
     難しい言葉を必死に読んで、後で思いを巡らすのも小説のひとつの楽しみでしょう。しかし僕は読んでいる瞬間、ドキドキして一緒に体験できる小説が好きで、それを求めています。

     奈月さんがどういう文章を求めているか。
     色々な作品で書き分けることもあるでしょうが、僕はこの描写はいいと思います。
     
     @kobuupapaさんへ。

     特別な手法、使ってますよ。主人公の感覚と視点を中心して世界を広げたり、小さくしたり。そこでの自然な言葉選びの難易度は、ムチャクチャ高い。比率は感性と物語への想いが九割、技術が一割くらいでしょうか。
     物語を愛してのめり込める精神が少しでも失われたら、あっという間に失われてしまう技法です。

     ああ、僕も頑張らなくちゃ。
     
  •  映像的。なるほど、ありがとうございます。書いてるときにはひたすら(親が口出ししたりするみたいなことはしないでひたすら)リナを見守ってる感じです。そういうのがカメラ的な立ち位置になってるのかな。

     油布さんの言われる通り、私は感覚で書いてるので(たしかに一割くらいは考えてるかな)その結果、手法として成功しているのなら、それはやっぱりこれまでの読書量のおかげかなって思います。本だけじゃない、映画やアニメや漫画やゲームでも、たくさんの物語に触れて来たおかげかなって思います。あとリアルでの経験も。

     正直、去年執筆を再開したときには、ここまでの状態に戻せるとは思ってませんでした。
     衰えは感じるのですよ。語彙力なんて特に。言葉浮かんでこないですもん。だけどそれが良い方に作用してるのを感じます。ひたすら難しい言葉を使いたかった若い頃と違って、今はキャラクターに合わせた言葉を選べてると思います。油布さんの言われる通り。

     ここまで新しい物語をまた書けるとも思ってなかったです。インスピレーションの泉なんか枯れ果てていると思ってた。
     だけどこうやって新しい物語を得ることができるのは、こうやって皆さんとやりとりして刺激をもらってるおかげです。すごいことです。本当にありがたいことです。ありがとうございます。

     私はやっぱりその物語にあった書き方ができたらって思いますし、この人はこういう表現ばっかだねってなっちゃうのも嫌ですし、色々なお話、描写が書けるようになりたいです。ラノベだって挑戦したい(笑) ラノベこそ私にとっては難しい。「青陵学院シリーズ」や「宵の宮」は当時の少女小説のつもりで書いたのに今となってはラノベじゃないっていうのが悲しいです……。「あいのことば」だってラノベのつもりで書いたのになー。

     軽く読めて楽しめて、だけど残るものがある、勉強になる。読んだ人を成長させてくれる。そういうライトノベルに戻ってほしいなー。
  •  たぶんそれは、衰えではないのですよ。怖さを知ったということです。戻ったのではないのですよ。前に進んだのです。

     それを衰えというのは違います。

     心が枯れたらだめです。あきらめたらだめです。
     人間の脳味噌がコンピューターだったとしたら、若い脳がインスピレーションを生むというのは違うでしょう。創造性は心にあります。若い心がインスピレーションを生むのです。

     自分の現状を肯定するため、年齢を言い訳にしたらそこで終わりです。

     心が腐らなければ、いつまでも第一線のクリエーターです。手塚治虫先生も美空ひばり先生も、みんなそうでした。いいものを作りたいという気持ちがある限り人間は死ぬまで成長は可能です。

     奈月さんの作品は、最近のものほど魅力的です。少なくとも僕はそう感じます。
  • こんばんわ。奈月さん、はじめまして。
    応援コメントに書こうと思ったのですが、こちらのほうで。
    私もくどいとは思いません。『ユウとリナの四日間』の3話目はとくに良かったです。
    洗濯では母、掃除では祖母を連想する様子やや、そうした家事の描写やテレビの下りで普段の生活が垣間見えるのは、彼女は子供であるということ、子供にとって親は親であるということを意識させられると同時に、試行錯誤の過程では自ら考え行動する一人の人間として描かれていたように思います。
    そして、だからこそその先が重く響き、3話目ラストはさらりとしていながらも、すごく鮮やか、それこそ暗い森に月の光が射すような鮮やかな転調に感じられました。
    表面的に大きな動きはないかもしれませんが、とても濃い一話で大変良かったです。
  • ここで銀英伝が語られているとはw 新作ですか。観てませんw 原作と昔のアニメは全て買って観たのですが。YouTubeあたりに出てくるのを待つことにしようかな^^ ヤンさんと、ロイちゃんが好きでしたw 新作の作画は華がないですねぇ(^^; 勿体ないなぁ。
  • 油布さま

     そうですね。ありがとうございます(/_;)
     まだまだ行けます。若い人にまだまだ負けない。

     前にも励ましてもらいましたね。駄目ですねえ、すぐくよくよしちゃって。ほんとうにありがとうございます。


    十一さま

     はじめまして。わざわざいらしてくれてありがとうございます。
     私が意識したとおりに読み取って頂けて、本当に本当に嬉しいです。涙が出るほど安心しました。いちばん報われる瞬間ですね。本当にありがとうございます。
     この後もリナに寄り添ってお話を書いて行こうと思います。


    如月さま

     わーい! 銀英伝仲間が、またひとり……。

     私は毎週GYAO!で視聴してます。ついこないだも一挙公開してたので、クール終了時にはまた一挙公開やるのではって思ってます。

     新作は新作でとてもまとまった構成で見やすくはあるのですよ。艦隊戦も、私はCGが苦手なので心配だったけどやっぱ迫力ありますし。

     ただ、そう。キャラデザが……。私が大大大好きなヤン提督がかっっっこ良すぎるのですよ!(何度でも叫ぶ!) あんなカッコいい人やだー。モテるじゃないかあ、困るー。私の提督なのにー(違うから)
     ロイも超微妙ですよ。旧作ではストイックな見た目で若本さんのやらしい声なのが魅力だったのに、外見がもうなんじゃあれ、ですもん。
     言い出したらキリないから新作は新作で楽しむことにはしてますが。

     新作の話題じゃなくても、大いにお話いたしましょう。また遊びに来てくださいねー。
  • おおーい!


    コンビニで売ってる「みたいな」にコンビニ弁当じゃないって隠されていたのかよ(>_<)

    リナちゃんの視点だから「みたいな」だと思ってたよ(>_<)


    ホントにもう、作者様ったら「い じ わ る」(>_<)
  •  あうう。すみません(-_-;)

     うちのダンナがよくお昼ご飯が食べれなかったときに(トラック運転手で休憩時間まちまちなので)会社で買ってる仕出し弁当を持って帰って来るので、それを参考にしたのですけど~。単身の男の人だと夕食の分も頼んでたりするらしいので。

     ま、ま。そのへんはゆるく読んでください~(オイ)
  • え、旦那さん私と同業者ですか……。


    私は奥さんに無理やり頼んでお弁当作ってもらってます。
    どこでもいいから停められさえすれば食べられるからねー。10時半から12時までの間にお弁当を美味しく食べられれば、私はとても幸せな気分になれます。

    まあ、かけてる負担がすごすぎて、奥さんには全く頭が上がりませんけど、でも私はお弁当が大好きなのですよ。
    だから「お弁当を突っ返してきた彼」は、どうにも許せなかったりするのです(笑。



  •  奥さま優しいですよ~。

     私も作ってた時期ありましたけどね、明け方三時四時の出勤に合わせて準備するのもしんどいし、夏場は持って歩くのよくないよって説得して会社で頼んでもらうことにしました。そもそもお弁当つくるの苦手なのです、ワタシ。

     なので毎日愛妻弁当を作られる奥様の事はほんとに尊敬してしまう。
     なるほどですう(^ω^)
  • 恐妻弁当だって、美味しいものは美味しいんですよ(>_<)
  •  そうですね。冷食多くてもお弁当はいいですね。

     如月さん、新しい銀英伝もいいですよ~。

     なんか、丸いんですよね。前の方がシャープだったかもしれませんが、なんか丸い。キャラの角がとれた感じ。

     僕は東京MXです。タダでこんなにアニメが見られて幸せです。
  • こんばんはです。
    いやいや、違和感なんて別にないですよ。
    パーレンなんか使われたら、逆に鬱陶しくてかなわなくなると思います。
    ポロポロっと入る心中語っぽいのは観察者が代弁してるようなもんですから、このままで自然ですよー。

    あまりに自然だから確認しちゃっただけですごめんなさい(>_<)
  •  それなら、よかったです(>_<)

     人称切り替えは駄目だの視点に気を付けろとか、頭固いこと主張してるくせに、実は自分もこんななので、ここ突っ込まれると、後ろめたいのですよね( ̄▽ ̄;)

     でも私も、これが良いと思ってやってるので、この書き方をやめろと言われたら三人称を使えなくなると思います……。身勝手なもんですよね。創作者って。
  • 映像作品って、ナレーターが時々対象の心中語を喋ったりしますよねー。
    ほとんどそんな感じで読んでます私は。
    今回の作品は特にそういうのが合ってると思います。

    ほら私、文章のテクニックとか詳しくないしそういうの考えずに読んでるから、たまに「あれ、読み間違ってるのかな」とか思うことがあるだけです。
    今回のは間違ってなくてよかったー。

    ちゃんとテクニックのこととかも理解しとかないと、油布さんに怒られちゃうしね(>_<)
  • あーつまり私は今回の物語を、映像作品を観ながらのナレーションを読んでるような感じなんですねきっと。
  •  今まで読んで頂いてる『傷つきたくない私たちは』や今回の『ユウやリナの四日間』は私にしては客観的な描写を心掛けてて、かなり抑えて書いてるのです。だから感じよく受け取ってもらえてるのかもです。

     そんなことは気にしないでノリノリで書いてる三人称作品はそれはもう感情が迸っててヒドイです(三人称なのに)。わかっててやってるんでね、自分が楽しんでるから開き直ってます。

     楽しむために読書するのにテクニックなんて理解してヨム人なんていませんよー。私だってそこまでは……。でも上手い人のを読むと、なるほど、こういう作用かって分析しちゃうし。逆にあまりにも……な作品にかち合うと、これはさーって、やっぱり分析しちゃいますね"(-""-)"
     そんな中でも、仲良しさん相手なら、アドバイスしてあげたくなっちゃいますし。駄目ですよねえ、書き手の読み手って。

     何にしろ、感想でも技術的なことにしろ、こうやってやりとりできるって幸せです。そうでなかったら創作のこと話せる相手なんかいないですもん。

     いつもありがとうございます。
  •  @kobuupapaさん。たまたま僕がわかる部分だったので、言っただけですよ。僕も奈月さんと同じ。書き手の読み手です。
     そういう約束で立ち上げた自主企画なら別ですけど。僕は普通は、別の方の文章にはあまり触れません。どうしてもアドバイスしたいなって時は書くこともありますが、半分くらいの確率で嫌われちゃいます。
     ホント、ダメですねえ……。

     一人称視点の利点は感情移入できることだと前に書いたことがありますが、目は頭についているわけですから、どうしても映像的には一面的になります。
     奈月さんが今回書いたのは、登場人物に光を当てるような三人称小説だと思います。光を当て、心理的、物理的な動きを描き出す。光をどう当てるかで視点は変わります。光を別の登場人物に当ててもいいし、ナレーションをする人間に当ててもいい。光が当たったら、そこには動きがありますから。映像的に物語は展開します。

     これが難しいのは、作者はスポットライトを動かす人間であるということです。神ではないし、自由にキャラを動かせるわけでもありません。(左を向こうとしているキャラに右を向かせることはできないという意味です)世界を切り取り、編集して見せているだけです。

     作品世界の中で、キャラが勝手に動くようにならなければできない手法です。感性とキャラを生かす作品への想いが九割と書いたのは、そういう意味です。傲慢になって、人形のようにキャラを動かそうとした瞬間にその手法は破綻します。

     こんなにも魅力的な手法なのに、他にほとんど見ないのはそういうことだと思います。どうせ真似できないので、創作論として書くつもりはありません。

     僕が前に書いたハイファンタジーも、この手法を使っています。ただ、奈月さんの作品を読むまではあまり意識していませんでした。

     意識して分析する機会をいただいて、ありがとうございます。
     

     
  •  でも最近、近況ノートやプロフィールを覗いてると、初心者なのでご指摘ください、みたいに前向きなことを書いてらっしゃる方が多いなーって印象を受けてまして。創作談義できる土壌が出来上がってきてるんじゃあ、なんて嬉しくもあるのですよー。半面、同年代の人たちで固まっていってる感じもしますねー。これは仕方ないですね。年代間や志向の齟齬が大きくて、サイト分けも必要なんじゃないのかなって感じてたくらいだったので、ユーザーの方で賢く立ち回れるようになるならそれで良いのかなあ。

     スポットライトの例え、良いですね。分かりやすい。そうなのですよね。物語の中には登場人物それぞれのドラマがあってそれぞれの思いでそれぞれに動いてるわけで、どこに、どっちの角度から光を当てるかで大きく違いますものね。どの場面をピックアップしてどう編集するかが作者のセンスなのであって。
     この取捨選択がとても大事なところですね。捨てるところを捨てれなくて、全てを描こうとしちゃう人が多い印象を受けます。それが安易な人称切り替えにつながってるような。心理描写もそこまで書いちゃうと興醒めだよ、とか。
     でもでも、実はそこまで書かなきゃ読者には伝わらないのかしらーとも思えてしまったり。そしたら私なんか絶対的に言葉が足りないじゃん、とか。ここの部分は悩みだしたらキリがないです、うーん。まあ、私は感覚で判断しますけど。

     三人称に心中語を混ぜるの。意識しないで使ってる方が多いと思います。
     夏目漱石の『三四郎』にも「人称と視点のずれ」とされるものがあって、三四郎の心中語を語り手が述べてると取れば良いのだけど、それについて議論する人がいる。学生時代にその論文を読んで、漱石だってなんとなくやっちゃったんじゃないの~? なんて思ったものです。

     漱石先生がやってんだから良いじゃん、と私は思うのですが(笑)
     心中語が混ざるのは許せない、語り手は登場人物の内面までは分からないのだからって主張する人もいるので、ほんとう、小説って難しいですねえ……。
  •  小説のセオリーって、結局は経験則から積み上げられてきたものだと思うのですよ。そうして出来上がった型には意味があって、それを無視して書いたら失敗する可能性が高いっていうのは本当だと思います。でも、それが全てじゃない。

     僕は文学史を学んでいませんが、三人称小説に心中語を混ぜるのはアリだと思います。要はそれが作品として成功しているかどうかです。
     海外の作品なんかには普通にありますよね。訳の問題もあるかもですが、ちっちゃな日本の文学論を全てだと考えるのはどうかと思います。

     歴史に学ぶことで現代の物事を考察することができるように、過去に生み出されたセオリーを参照することで失敗の原因を考察できるという点はあると思います。しかし、人間の思考はそれぞれ違います。
     僕は小説の文体は、それぞれ個人にあった型があっていいと思います。それはバッティングフォームのようなものです。バットを逆さに持たないとか、スイングの軌道は点ではな線で捉えるとかの常識や基本はありますが、イチローの振り子打法を真似したらみんなが打てるようになる訳じゃないでしょう。

     最低限の基本を身につけた上で、自分に一番適したスタイルを研究して確立する。そういうものじゃないでしょうか。
  •  そうですね。ほんとう、成功してるかどうかですよねえ。

     新しい技法を身につけるには基本が必要で、そこから経験を生かして個人のスタイルを確立していく。
     この個人のスタイルをいきなり真似して、それがあたりまえだと思って欲しくないとは思うのですよね。そこに至るまでにみんなが苦労してるわけですから。まずは基本を知って、難しさがわからないとダメだよなあ、と思います。
  • 妙な時間に目が覚めてカクヨム内を徘徊する妖怪みたいになっとります(^^;)))お邪魔します。新作。絵が今風ですねえ。ほんと丸いです。道原さんの絵が好きなのですが、あの華やかさが欲しかったというのは贅沢かしらん(笑)アニオタの友人に録画貰おうかな(^^)

    無知なので文法の話題が興味深いです。
    現在は読み専しています。号泣できる小説を探してます(笑)
  •  寝起きのカクヨム内徘徊わたしも毎朝やりますよ。ぼーっとした頭でいろいろ眺めます(笑)

     道原かつみ版素晴らしかったですよねえ。私もあれがいちばんです。豪華かつキャラに可愛さもあって大好きでした。外伝のエピソードを交えて補完してるのがとても良かったです。

     号泣できる小説ですかあ。号泣ではなく、じわじわですけど、今ワタシがハマってる泣ける話がmuukoさんの「ともしびは永久に」です。
     https://kakuyomu.jp/works/1177354054884507309
     地元コンいちおしで応援したい作品です。中盤以降泣きっぱなしです。

     要所要所で確実に泣けるのは、Han Luさんの「長弓のエレ」ですね。
     https://kakuyomu.jp/works/1177354054884376012

     あ、硬派なお話なら花井有人さんのこちらを是非。
     https://kakuyomu.jp/works/1177354054883220621
     涙ながらに入り込んで読んでたら、ラストのどんでん返しで涙が引っ込むって感じです。面白いですよ、すごく。
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