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ガーデニングメモ② & 読書メモ番外編

 サンチュの芽が出ない。サンチュの芽が出ない!(ショッキング!!)
 種まきしてぼちぼちひと月だけど駄目ですねえ。土をかぶせすぎちゃったのか、タネが古かったせいか。ニラとパセリも、去年の残り物のタネだったせいか芽が出ません。適当に保存してたのがいけなかったのですね、きっと。しょんぼり。

 いちばん成長著しいのは二十日大根。さすが二十日大根。間引き菜もサラダにしておいしくいただきました。
 いちばん日当たりのいい場所に蒔いたモロヘイヤも順調に本葉が大きくなってきました。モロヘイヤの間引き菜も食べようとしたのですが、何でも苦みがあるそうなので止めました。もうちょっと成長したなら葉っぱを食べてみようかな。
 バジルもちっさな本葉が揃って来ましたよ。あの独特なプリっとしたつやつやな葉っぱです。なんかカワイイ。

 葉っぱが出てくると警戒してしまうのが虫害。今のところ予防に毎日レモン汁スプレーをシュコシュコしてます。今のところ何の虫食いもないみたいだけどどうだろー。怖いよー。虫を見つけたらって思うとチェックするのもびくびくです(へたれ)

 虫といえばですね! ベゴニアの成長がすごくて、花つきも去年と比べ物にならない。さすが放っておいても越冬してくれただけあります。で、葉っぱをちょっと剪定しないとーなんてチョキチョキしてたらですね、おりました。でっかいナメクジ! ギャーーーー!!! どうりで葉っぱがてかってると思った(気づけよ)
 で、そのあたりを眺めて見たら、ちょろちょろムカデのちっさいのなんかがいるのですよ。以前、台所でムカデを見つけて大騒ぎになりましたからね(騒いだのはおまえだ) これはいかんと思い、顆粒状の殺虫剤を撒いておいたらですね、翌日、大量のダンゴムシの亡骸が、コロコロと……ギャーーー!!!
 大量殺戮者になった気分でした。なんか、ごめん。ほんとごめん。

 成長といえばですね、ムクゲがすごいです。50cmも丈が伸びました。新しい枝も四本伸びました。葉っぱもわっさわさ。すごいですね。だって、冬の間ただの一本の棒きれみたいだったのですよ。
 この木は紫色のハイビスカスみたいな花が咲きます。今から楽しみです。

 ゲッケイジュの新しい葉っぱもどんどん色が濃く大きくなってきました。料理に使うのは二年目の葉っぱからってことだけど、使っちゃってもいいかなーなんて。ゲッケイジュの葉っぱも虫が付きやすいのでとっても心配。少し葉を刈った方がいいのかなー。でももったいないと思ってしまう。

 玄関先の南天も株元からどんどん新しい立木が。南天て、他所のおうちの庭先で藪みたいになってるのよく見かけますからね、今年の秋には剪定しないとなーなんて思ってます。


 では、ここからは読書メモ番外編。私の蔵書からご紹介します。
 じゃーん!!

 『石坂浩二のマザーグース』ブライアン・ワイルドスミス絵 石坂浩二訳

 これはですね、私の秘蔵中の秘蔵なのですよ。子どもたちに汚い手で触って欲しくないのでいつもは私用の本棚に隠してます。でも久々見たくなったので親子読書用に引っ張り出してきました。

 石坂浩二の訳も素敵だし、ワイルドスミスの絵はいくらでも眺めてられます。
 ワイルドスミスの異名をご存知ですか? 「色彩の魔術師」ですよ! 素敵!!(黒歴史がまた一ページ……)

 おふざけはともかく、美術展で一目ぼれでした。ステキの一言。水彩のやわらかなタッチに色遣いが尋常じゃないです。お洋服がね、おしゃれというか。独特のパッチワークみたいな柄が可愛いのですよ。農夫のつぎはぎの服なんかもカワイイ。靴の形がカワイイ。動物の目つきがたまらない。
 その時には大型の絵本は高くて手が出なかったのですが。

 後から伊豆高原にワイルドスミス絵本美術館があるのを知って、レジャーのついでに行きました。ここの館長が石坂浩二さんなのですが。(しかし現在は休館中とのこと。悲しい)
 どうしても、一冊だけでも欲しいと思って、購入しました。選んでよかったです。へーちゃんの訳もすてきです。
 いちばん好きなのは「クリクリ巻き毛の おじょうさま」

  クリクリ巻き毛の おじょうさま
  ボクのところへ お嫁に来ないか?
  皿洗いなんて させやしない
  豚の世話も させやしない
  フンワカ椅子に 腰かけて
  編み物してて くれりゃいい
  イチゴの上に 粉砂糖 クリームかけて
  そばで食べてて くれりゃいい
  『石坂浩二のマザーグース』p65

 巻き毛というか、もじゃもじゃ頭の女の子がこっちに背を向けてイチゴの練乳かけ?をスプーンで食べてるのですよ。スカートが淡い水色のパッチワークみたいな色遣いでかわいいー。こんなプロポーズされたかったかなあ(遠い目)

 機会があったら是非、ワイルドスミスの絵をご覧になってみて下さい。

9件のコメント

  • ワイルドスミス、知りませんでした。で、ネットで見てみました。

    すごい!

    すごい色彩感覚です。その異名も納得です。その異名に反応されたのも納得です(スミマセン)。

    絵本は楽しいですよねー。いいこと教わりました。ありがとうございました!
  • サンチュおいしいのに!w今からでも間に合いますよ、さあ種をあたらしく買ってまくべす・・・・・!

    育ちすぎたサンチュを、普通は一枚ずつはっぱをはいで食べるのですがめんどくさいのと育ちすぎるのがこわいんでレタスみたいにざっくり一株ぜんぶちょんぎってですね、一株ぶん全部、ロメインレタスみたいにいためて食べました!しゃくしゃくしててめっちゃおいしいですよ・・・ふふふ・・・
  • Han Luさま

     ほんとだ、ネットでけっこう見れるのですね。動物の絵が多いなー。「じゅうたんはねこのもの」ってペーパーブックもうちにあって、これは子どもたちがボロボロにしちゃいました(涙) お気に入りのマットに動物が次々にのっかって来て逆毛を立てて怒るにゃんこが可愛い。表紙の「どう?」って目つきがたまらんです。

     敬虔なクリスチャンでキリスト教モチーフの題材が多いのも引かれるところです。市立図書館行ったら見てみよう。地区センターのちっさい図書館には置いてくれてない。むー。


    上原さま

     サンチュ食べたーい(もしゃもしゃ)
     そうですよね、まだ間に合いますよね! まくべす、まくべす!
     ありがとうございます。再挑戦します。
  •  縦書き表示キターッ!!

     PCで読みましたけど、らしくて良いですね。やはし縦書きです! 「!?」とかもこれからは「!?」で統一しよう。
     空行もない方がらしくなります。

     でも皆が縦書きで読むとは限らないですよね。スマホで流し読みの人には横書きのが良いのかなー。
  •  縦書き表示、僕もPCで試してみました。
     
     圧倒的に読みやすいですね。スクロールがやりにくいのが欠点かな。右から左でも、マウスでぐりぐりできるようにして欲しい……。
     まあ、みんな思っているでしょうから、そのうち改善されるでしょうけど。

     でも、縦書きの方が読みやすいとすると、横書きであえて書くことで文章の粗が見えるということもあるかもしれません。タブレットとかを使うことが多いので、書くときは当分、横書きですかね。でも完成した作品は自分の作品も含めて、縦書きで読みたいです。

     自主企画での話。推敲してない、姿勢の問題というのは理解しました。確かに三日と一週間とか、誰でもすぐにわかるものは改善してから出して欲しかったですよね。
     余計なことを書きました。

     僕も一部だけですが参加していじってみましたが、みんなアプローチが違って面白いですね。Han Luさんみたいに翻案して作品を作り替える考え方と、奈月さんみたいにそのままの形で修正できないかと考えるやり方と……。僕は後者ですね。着想、設定より印象的で極端なセリフが面白いと思ったんで。ただ、あれを生かしたままどうにかするのは、やっぱり難しいですね。
     まるで同人サークルで互いの考え方を主張して、競作しているみたいな気がして……。遠い青春時代を思い出しました。自分がうまくできているかは別にして、そういう意味で面白かったです。
     
     銀河英雄伝説、最新話観ました。
     後のことを考えると、ああ……とか思っちゃうんですけど。

     野望があって泥水を飲んでしまい、失っていく人生。
     生き方に哲学があって保身を考えず、失われていく人生……。

     後半に向かっていくつらい流れは必然じゃないんですよね。選択の瞬間は確かにあったんですよね。
     あれはあれでいいんですけど、ハッピーエンドのアナザーストーリーがあればと夢想しちゃいます。
  • 油布さま

     縦書き、良いですね。ワープロで初めて小説を印刷した時の感動を思い出しました。
     私はマウス使ってないからそのストレスはないんですが、改ページ機能早く欲しいですね。パラっとページがめくれる音が付いたりしないかなー。カドカワの本気を見せてくれないかしら。

     コメントのこと、余計な事なんかじゃないです。むしろ油布さんが反論してくれてホッとしました。ありがとうございます。
     せっかくのコミュニティですから、いろんな意見を示すべきです。いろんな人がいていろんな見方があるんだってことを呑み込むべきです。創作だけでなく実生活でも役立つと思います。

     競作……どうなのでしょう。有意義な事だと思います。以前あった夫婦のお茶漬けプロットの文体見せ合いは面白かったです。(「文体見せ合い」ってからにはストーリーをひねるのではなく、文章力を競うものなのではって個人的に思ったりもしましたが)
     でも今回の題材は一作家さんの作品なのですよね。もし、私の作品がよってたかっていじられることを想像したら、私は嫌だなって思いました。正直に言って。これも私がそう感じるだけだからいろいろな感じ方があって良いのです。抵抗のない人だっているでしょう。

     ゆきんこさまは今どう感じているのでしょう。自分の作品に対する思い入れが増していれば良いのですが。


     「カストロプ動乱」まだ見れてないのですう。今夜には見たいなー。見たらまたぎゃあぎゃあ感想書きますのでよろしくお願いします。
  •  書き直しの企画。
     そうですね。僕も自分なら発案しようとは思いません。書き直してもらった作品は誰のものだろうかとか思っちゃいますからね。
     全部書いたら愛着がわいちゃうから。だから僕は、冒頭部分だけの参加にとどめました。文章の参考にしてほしい。単純にそういう気持ちです。

     まあ、自分ではあまり文章が上手いとは思っていないので、おこがましいんですけど。でもだからこそ、楽しく参加できました。
     
     感想のコメントに書いたラストはどうでしょう。
     まあ、続けて書いたら文章の匂いは変わるでしょうけどね。
  •  らしいなって思いました(笑)

     私のは橘が死んじゃったのは直近で「これから」っていうのは生まれ変わって次の生でってふうに納めたのだけど、油布さんのは橘は空からずっと見てて、死んで再会するってことですものね。私のと方向性は同じだけど、より思いが強くて一途な感じがしました。

     Han Luさんのも、とてもHan Luさんらしいまとめ方で、人の土俵を借りるからより〈らしさ〉が出るのかなーって思いました。

     そんな中であくまでゆきんこ様のオリジナルを崩さずにグレードアップさせた@yu_3122さまのはすごいです。ラブコメの域に納めているのがすごい。カクヨムってほんと芸達者な方々が多いと思います。
  •  すぐに読んでみました。

     おっしゃる通りでした。

     @yu_3122さんは凄いですですね。あれをどうにかする(失礼)には力技しかない。僕はそれが最適解だと思いました。しかし、それで表面上はゴマかせたにしても、どこか歪みが出る。僕のアプローチではそれが限界だったでしょう。

     あんな風に普通の作品にできちゃう。それが驚きでした。
     ほんと、カクヨムの作者さんは奥が深いですね。広い世界のいろんな人がいる。バラエティーもある。

     日本最大の素敵な同人誌仲間のサークルです。
     
     僕もふさわしい仲間になれるよう精進を続けます。
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