サンチュの芽が出ない。サンチュの芽が出ない!(ショッキング!!)
種まきしてぼちぼちひと月だけど駄目ですねえ。土をかぶせすぎちゃったのか、タネが古かったせいか。ニラとパセリも、去年の残り物のタネだったせいか芽が出ません。適当に保存してたのがいけなかったのですね、きっと。しょんぼり。
いちばん成長著しいのは二十日大根。さすが二十日大根。間引き菜もサラダにしておいしくいただきました。
いちばん日当たりのいい場所に蒔いたモロヘイヤも順調に本葉が大きくなってきました。モロヘイヤの間引き菜も食べようとしたのですが、何でも苦みがあるそうなので止めました。もうちょっと成長したなら葉っぱを食べてみようかな。
バジルもちっさな本葉が揃って来ましたよ。あの独特なプリっとしたつやつやな葉っぱです。なんかカワイイ。
葉っぱが出てくると警戒してしまうのが虫害。今のところ予防に毎日レモン汁スプレーをシュコシュコしてます。今のところ何の虫食いもないみたいだけどどうだろー。怖いよー。虫を見つけたらって思うとチェックするのもびくびくです(へたれ)
虫といえばですね! ベゴニアの成長がすごくて、花つきも去年と比べ物にならない。さすが放っておいても越冬してくれただけあります。で、葉っぱをちょっと剪定しないとーなんてチョキチョキしてたらですね、おりました。でっかいナメクジ! ギャーーーー!!! どうりで葉っぱがてかってると思った(気づけよ)
で、そのあたりを眺めて見たら、ちょろちょろムカデのちっさいのなんかがいるのですよ。以前、台所でムカデを見つけて大騒ぎになりましたからね(騒いだのはおまえだ) これはいかんと思い、顆粒状の殺虫剤を撒いておいたらですね、翌日、大量のダンゴムシの亡骸が、コロコロと……ギャーーー!!!
大量殺戮者になった気分でした。なんか、ごめん。ほんとごめん。
成長といえばですね、ムクゲがすごいです。50cmも丈が伸びました。新しい枝も四本伸びました。葉っぱもわっさわさ。すごいですね。だって、冬の間ただの一本の棒きれみたいだったのですよ。
この木は紫色のハイビスカスみたいな花が咲きます。今から楽しみです。
ゲッケイジュの新しい葉っぱもどんどん色が濃く大きくなってきました。料理に使うのは二年目の葉っぱからってことだけど、使っちゃってもいいかなーなんて。ゲッケイジュの葉っぱも虫が付きやすいのでとっても心配。少し葉を刈った方がいいのかなー。でももったいないと思ってしまう。
玄関先の南天も株元からどんどん新しい立木が。南天て、他所のおうちの庭先で藪みたいになってるのよく見かけますからね、今年の秋には剪定しないとなーなんて思ってます。
では、ここからは読書メモ番外編。私の蔵書からご紹介します。
じゃーん!!
『石坂浩二のマザーグース』ブライアン・ワイルドスミス絵 石坂浩二訳
これはですね、私の秘蔵中の秘蔵なのですよ。子どもたちに汚い手で触って欲しくないのでいつもは私用の本棚に隠してます。でも久々見たくなったので親子読書用に引っ張り出してきました。
石坂浩二の訳も素敵だし、ワイルドスミスの絵はいくらでも眺めてられます。
ワイルドスミスの異名をご存知ですか? 「色彩の魔術師」ですよ! 素敵!!(黒歴史がまた一ページ……)
おふざけはともかく、美術展で一目ぼれでした。ステキの一言。水彩のやわらかなタッチに色遣いが尋常じゃないです。お洋服がね、おしゃれというか。独特のパッチワークみたいな柄が可愛いのですよ。農夫のつぎはぎの服なんかもカワイイ。靴の形がカワイイ。動物の目つきがたまらない。
その時には大型の絵本は高くて手が出なかったのですが。
後から伊豆高原にワイルドスミス絵本美術館があるのを知って、レジャーのついでに行きました。ここの館長が石坂浩二さんなのですが。(しかし現在は休館中とのこと。悲しい)
どうしても、一冊だけでも欲しいと思って、購入しました。選んでよかったです。へーちゃんの訳もすてきです。
いちばん好きなのは「クリクリ巻き毛の おじょうさま」
クリクリ巻き毛の おじょうさま
ボクのところへ お嫁に来ないか?
皿洗いなんて させやしない
豚の世話も させやしない
フンワカ椅子に 腰かけて
編み物してて くれりゃいい
イチゴの上に 粉砂糖 クリームかけて
そばで食べてて くれりゃいい
『石坂浩二のマザーグース』p65
巻き毛というか、もじゃもじゃ頭の女の子がこっちに背を向けてイチゴの練乳かけ?をスプーンで食べてるのですよ。スカートが淡い水色のパッチワークみたいな色遣いでかわいいー。こんなプロポーズされたかったかなあ(遠い目)
機会があったら是非、ワイルドスミスの絵をご覧になってみて下さい。