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死にたくないから必死に生きている

自分が生きる意味について考えたとき、
どうして生きているのだろうか、何を目的に生きているのだろうか、
そればっかりを何度も、何度も繰り返し自問自答していることに気づく。

たぶん僕の生きる意味っているのは、
死にたくないからってことなんだと思う。
死にたくないから、何としても生きている。
辛くても、泣きたくても、それでも死ぬよりはマシだって。

死ぬのは嫌だ。
別れは嫌だと。
生きていると、誰かとの別れは数えきれないほど訪れる。大好きな人とも、嫌いな人とも、そのどちらでもない人とでも。
その度に僕は、別れるのが怖くて、辛くて、嫌になる。だから、いつの間にか人と深く関わらないように生きる癖がついた。
街ですれ違った相手との別れに悲しみを覚えないように、深い関係にならなければ悲しみは薄い。
仲良くならないように。好きにならないように。
いつか訪れる別れに苦しまないように......。

それでもふとした瞬間に、誰かを大切に思ったり、好きになったりする。それはlikeもloveも関係ない。
必死に自分の感情を殺して、想いを殺して、誰かを大切にしている自分が幸せだと思わないように生きても、それでも誰かを大切に思ってしまう。

その度に僕は大切な人たち、大切な友人たちを幸せにできるように、必死になるが無理なんだ。
大切な人、一人すら幸せにできない。
そうなんだよな、一番身近な自分自身を幸せに出来ない人間が、誰かを幸せにすることはできないだろう。
幸せから目を逸らして、別れから逃げて、それでも誰かを泣かせて生きている。

所詮、どれだけ足掻いても無力な人間だ。
泣いている人に、そっと手を差し伸べることすらできない。
手を差し伸ばしても、それはベクトルが違っていたりする。

もし貴方に大切な誰かがいるのなら、ちゃんと手を差し伸べられるように生きていて欲しい。世界中の人を救おうとしなくても良い、遠く知らない誰を助けようとしなくても良い。
いま目の前にいる誰かを。
大切だと思っている誰かを笑顔にできるように、ただそれだけを意識して欲しい。

そうすれば世界は......いや、明日は少しだけ良くなっているかもしれない。

僕はこれからも泣いて、傷ついて、別れが嫌だと叫んでいくと思う。それが生きていくことだと思うし、出会いの代償だと思う。

でも、どんなに辛くてもやっぱり生きていく。
だって、死にたくないから。
僕の大切な人たちが生きているこの世界に、サヨナラを伝えたくないから。


明日、涙を流す人が減る様に。
自分の意志に反した別れを言う人が減る様に。

僕は、どんなに苦しくても、別れが訪れても生きていく。

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