矢庭竜

用心棒の少女、初めての依頼人は、横暴な少年？ 一人前の用心棒を目指すアイラは砂漠の廃城を巡るギュンツの旅に同行するが、勝手気ままなギュンツに振り回されてばかり。その上ギュンツは怪…

本編→https://kakuyomu.jp/users/cardincauldron/collections/16818622170814530166 登場人物→https:/…

『文体の舵を取れ：ル＝グウィンの小説教室』を買ったので、練習問題の習作をここに置いていきます。

私は青梅ヶ原クウ。花火とか打ちあがってると遠目に見ながらテンション上がるタイプの二十八歳社会人だ。 ある日事務所に舞い込んだ依頼は、雷で壊れた時計台のカラクリ人形の修理だった。後…

金髪の美しい少女・ソニアは、しつこい求婚者に悩んでいた。お母様もお父様も頼りにならない。残る手立ては、願いを叶えてくれるという、恐ろしい魔女“チバリ”だけ── 深い森の奥を舞台に…

私は青梅ヶ原クウ。よろず相談事務所を営む二十八歳だ。 これは私が仕事をしたりしなかったり、異界に行ったり行かなかったり、相棒の二十七歳とほのぼの過ごしたりやんちゃしたりする一か月…

私は青梅ヶ原クウ。高校まで片道50分の一介の女子高生だ。 バス停でケータイをいじる私に声をかけてきたのは、被衣をかぶった和服の女性。 「むすめがまいごなんです、たすけてくれませ…

私は青梅ヶ原クウ。高校時代は演劇部だった二十八歳社会人だ。 後輩と二人で営む相談事務所に、ある日舞い込んだ依頼は浮気調査。それはいいんだけど、ターゲットが、まさかの高校時代の演劇…

私は青梅ヶ原クウ。よろず相談窓口〈クーハク〉を営む一介の社会人だ。 ある晴れた祝日、事務所の扉を叩いたのは、後輩の妹・美雪ちゃんとその恋人・理紗子ちゃんだった。理紗子ちゃんのナマ…

私は青梅ヶ原クウ。夢日記は三日でやめた、一介の社会人。 しばらく前から繰り返し見る夢があった。私の職場、よろず相談窓口〈クーハク〉に、犬の面をかぶった少年が依頼に来る夢……。 …

私は青梅ヶ原クウ。手紙より電子メールに慣れてる一介の社会人。三月のある日、イギリスに留学していた頃の恩師が突然訪ねてくることになった！　魔除けが苦手な人だから、色々片付けておかな…

私は青梅ヶ原クウ。花粉症の発現におびえる、一介の社会人。よろず相談窓口〈クーハク〉の事務所でお客を待つ私の前に現れたのは、ポニーテールを揺らす高校生だった。 「憧れの人へのプレゼ…

私は青梅ヶ原クウ。服装髪色自由の職場を手放せない、一介の社会人。三月三日の雛祭りに合わせ帰省した私は、兄と弟をこき使って雛人形を飾っていた。 それというのも――妙な噂を確かめるた…

一介のタバコ商である僕は、ある日、公園で魅力的な女性と出会った。『声の美味しい』彼女とはたびたび出かけるようになって、女性と縁のなかった僕は有頂天。ただ彼女には秘密があるみたいで…

老父の嫁にと貧しい家の娘を連れてきた。俺の持つキセルを見て娘は言った。「それ、吸いたい」 ※未成年喫煙の描写がありますが、この物語はそれを容認・推奨するものではありません。

夏の終わりの蒸し暑い夜、街灯下に捨てられた地球儀はブツブツ文句を言っていた。そこに現れたのは、廃棄される運命から逃げて来た金色の木馬だった。

英語の課題で書いたもののセルフ翻訳版です。 せっかくなので英語版も置いておきます。意訳してんな～と思う箇所を探してみてね。