『軌道地鎮祭』というオカルトSFを投稿し始めました。
これは、蚊の同人誌イベント「文学フリマ」に持ち込むべく、頑張って二週間ほどで書き上げた一次創作になります。もうかれこれ二年ほど前の作品です。ただ、よくよく考えてみれば、この手の「危なっかしい」ものが売れるとも思えず……おまけに無名の新人である私が並べていても、そりゃそうだろうという、そういう戦果だったものです(とは言いつつも、私が持ち込んだ数作品の中では一番売れてくれましたが、たぶん表紙絵のおかげ)。
中身は、オカルト版「宇宙兄弟」みたいなもんです。かなり色々な資料を取材したりして、赤裸々な内容になっています。ゆえに、R15相当でしょう。宇宙を目指すというのは、それこそケツの穴まで調べ上げられる過酷な検査と訓練に終始すると言っても過言なく、そういうある種の「臆面なさ」を打ち出した作品にしたつもりでした。
もっとも、かなり危ない要素は変えてゆくつもりです。
書き上げてから二年ほど経過していますので、直したい箇所もありますし、それはおいおいでしょうか。在庫は自宅に山ほどある(そうでもない?)ので、ご興味のある方はBOOTH通販にて……って、ここで宣伝してどうする!