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ゴールが決まってるととっても書きやすい! 240829

 どうも。最近はあの百合作品ばかり書いていましてね、この前書くと言っていた長編が始まりだけ書いてお預け状態なんですよ。
 おいおいあばらどうしたんだよと、皆さんが言いたい気持ちも分かります。なのでとりあえず落ち着いてください。あぁっ、皆さん落ち着いて! ペットボトルや丸めた紙を投げないでください!
 やはり、ゴールが定まっている作品は書きやすいんですよ! 今書いているような一本道の形式のシナリオはやりやすい!
 ですがやろうとしている長編というのは特にゴールがなくて、エピソードをポンポンと置いておく形の連載なんですよ。
 こういった形式の小説を書くのが自分はすごく苦手みたいです! 苦手というか、実際かなり難しいんでしょう。

 ですが安心してください。今書いているものを取り掛かってて「やっぱりゴールが決まってると死ぬほどやりやすいなぁ」と気付いた時、頭にビビッと電流が走ったのですよ!
 そうか、とりあえず仮置きの作品のゴールを作ってみてから、そのゴールに一直線に向かうルートを考えて、そのルートに沿うように同じ向きでエピソードを作ればいいのかと!
 つまりシナリオの方向性ということ!

 例えばですよ。旅行ってあるじゃないですか。
 あなたが旅行先の駅に着いて、さぁこれから観光しまくるぞと意気込んだとしましょう。マップを見てみると面白そうな名所はたくさんあります。

 あなたはとりあえず気になった場所に向かい、そこを見終わればまたとりあえず気になった場所に向かい……という観光のやり方をすることにしました。
 するとどうでしょうか! 何回か移動したところで次にどこに行こうか迷ってしまいました。向かう先が定まりません。その後もとりあえず気になったところへと向かっていきますが、その度に迷いに迷ってしまいました……。
 これが今までの自分です!
 とりあえず目的もなく面白そうなエピソードを作って、次にまた目的もなく……ってしていったら、方向性で迷いに迷って、次にどこに行けばいいのか分からなくなって、作品の目的を見失ってエタってしまうと。

 しかし! 今後のあばらは違います!
 先に「ここに行きたい!」という観光名所を決めるじゃないですか。結構遠いところが望ましいですね。
 そして到着した駅からその名所までの最短ルートを考えるんですよ。ここでは北に一直線だとしましょう。
 そして! マップを見て「ここでちょっと北西に行ったら観光名所があるな」とか、「ここから北に向かいながら東に行けば観光名所があるな」とか、そのルートを軸にして色んな観光名所を巡るルートを考えるのです!
 これがあばらなりに考えた、自分に合ったエタらない小説術です!
 先に仮置きのゴールとなる見どころを考えます! その見どころに辿りつけるシナリオの最短ルートを考えます! そして考えたルートに沿って、同じ向きにエピソードをぽんぽんと置いていくのです!

 あばらに足りなかったのは、シナリオの方向性!
 ……ちなみにですが旅行の例え、頼まれても勝手に例えてくるあばらでさえこの話を例えるのが地味に難しくて、ようやく捻り出した自信作例えだったりします。


 あー、良かった。これでなんとかなりそう。
 自分はいつも痛い目を見てから答えを探して彷徨うやり方ばっかりやってますな。
 愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶという言葉がありますが、それで言えば自分はバリバリの愚者なのでしょう。
 愚者上等! なんならほとんど経験だけであばらの血肉を作ってやる! 経験が一番身体にしっとりと染み込むんだから! うおおおおおおおお! 経験で実力を上げて行くぞ!!!

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