たぶんサービス開始のわりと早いうちからカクヨムに登録して、いくつかのお話をサイトから引っ張ってきて載せていたけれど、特に使い込むこともなく、そもそもお話を書くことから遠ざかっていたので、利用者としては「なんとなく使っている」の域を出なかった。
使っている、と言うことも間違っているくらいの。
それなのに、あるときふと、活用していこうと思ったのは、断捨離がきっかけ。
断つはずが、なぜツールを増やすのか、と思われるかもしれない。自分自身もはじめは思考と感覚がずれているように感じた。
自宅PCのローカルフォルダから自サイトへアップロードする行為は、限定的で融通がきかない。その手間が良さでもあるから、サイトに対しては他の在り方で存続させようとも思わない。
けれど、いつまでもそういう手間をかけつづけられるとは限らない。明日には突然、そういう環境から切り離されてしまうかもしれない。
小説を書くことは、もう無理に辞めようとしないだろうからゆるゆると続けるのだろうし、書けばどこかに公開したくなるようにいつの間にか調教されてしまった。
……言葉にして書き留めてみると、なんとまあめちゃくちゃなこと。
そう思うのだけど、なんだかそういう要素が絡み合って、きちんとカクヨムを動かそうと思い立った。それが今年の春すぎのこと。
そしてここ最近、ようやく使い方がわかってきた。
あと、断捨離って、断つためのものではなく、向き合うためのものなんですね。
しばらく物語というものが自分には重荷となる日々が続いていたので、なかなか小説を読めずにいたけれど、それもすこし薄まってきたので、カクだけではなくヨムも進めていきたい。
というご報告…？決意表明…？ご挨拶…？
まあなんか、そういうアレです。