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【真名神代伝】第三章、完! ひゃっほうっ!

おはこんばんにちは、ブーカンでございます。
さて掲題。
拙作【真名神代伝】の第三章が完結を迎えました。

【真名神代伝】
https://kakuyomu.jp/works/16816452220321625691

第三章のテーマは、後半は少し薄れた気もしますが「神さま」でした。

「神さま」とはどんな存在だろうか?というのをしつこいくらいに出したのがこの章です。
お話のなか、ある者は大事な人の救済を神に願い、ある者は神を目指し、ある者は神に出会う。
筆者のあっさいアタマでは尽くせませんでしたでしょうが、さまざまに「神さま」を匂わせておりました。
え? 匂ってない? 花粉の季節ですからね。お鼻が詰まっとるのでしょう。
ちなみに筆者は神を信じません。変に宗教勧誘の意図もありませんよ。


【真名神代伝】第三章、最終話
https://kakuyomu.jp/works/16816452220321625691/episodes/16816927861230500664

★雑感もろもろ★

●長いな●
長いですね。
お読みいただければお分かりになるかと思いますが、いちおう、この第三章まででひとつの大きな区切りです。第一部、完といったところでしょうか。構想上は、まだ三十パーくらいです。


●登場人物の個性を出すには?●
ちと創作論的なことになりますね。
文字だけで伝える文章媒体のしがらみ、いち場面に出て来る人数が多いと、「誰がこの言葉を発しているのか」問題が発生しますよね。この第三章でも、ときどき、悩まされました。
私の場合は、以下のような感じ。

・一人称、二人称を意図的に分ける。
・口調や、その人物がよく使う「フレーズ」を決める。

前者は、前作、「あなたの×××を吸いたい」で使った手です。
この作品、三人のヒロインが出ますが、わいわいがやがやさせたかったので、「私」、「アタシ」、「ワタシ」で分けさせていただきました。本人たちは、当然、「私」と言ってるつもりでしょうけど。
真名神代伝では後者を採用してます。
明良は言わずもがなの判りやすい口調。美名は「私の心」をキーフレーズとしてます。クミはくだけた言い回し・・・。みたいなカンジ。そのほかにも、同じ事象を言うにしても、その人が多用しがちな熟語を言ってもらうようにしています。
慣れて来るとスルスルと書けるのですが、登場が久しぶりなキャラがいると、過去文検索で途端に時間を食われます。産みの苦しみ。
有名作で採られてる手法・・・、というか、よく見かけます、「語尾」や「変な一人称」は基本、否定的です。判り易くはなるのですが、個人的に興覚めしてしまいます。「んなコト言うヤツ、リアルでおらへんやろ」みたいに。

え?
ニクリちゃん?
何のことを言ってるんだね、キミは。


●世界観を表現するには?●
これも創作論的なこと。ただし、今作に限ります。

第三章では三つの世界が出てきました。
現実世界。
異世界。
神世界(?)。

さて、これらの世界の違いをひと目でわかるようにするには?ということで実験的に使った手法が、「地の文を変える」でした。
現実世界では、まあ、ふつうなカンジ。
異世界では、外来語のカタカナをまったく使わず。これが本作の本流ですね。読みにくくて申し訳ない。
神世界では地の文さえない。

地の文を「それぞれの世界に属する知性」と位置づけ、他のメディアでは表現できない、小説という形式だからこそできる「違いの見せ方」を意識したつもりです。
どうでしたかね?


●なんかいろいろ起きてますね(カクヨム)●
皆様の近況が上がってるのを見ると、いろいろ始まってるみたいですね。
サポーター?とか、ギフト?とか、KACとか?
いったい、なんなんでしょう。正直、情報を追いかけるつもりがありません。
KACは参加するかも。「マスクさんとぼく」をまた少し、息抜きがてらやってみようかな、と。


●真名神代伝のもろもろ箇条書き●

・おじいちゃん大活躍
・「餓鬼」しか語彙がないのか、お前さんは
・美名ちゃん影薄くない? ダイジョブ?
・「真名」の意味わからんくない? ダイジョブ?
・明良くん、もっとしっかりしなさい!
・モモ大師、偉大すぎやろ


●今後の予定●
少し、次章以降のプロットを練る時間をとります。
間をとらず、更新を始められるようには努めますので変わらずご愛顧いただければ幸いです。


駄文のノート、最後までお読みいただきありがとうございました。
結びにて、皆様、健やかに過ごされますよう。


ブーカン

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