第119話 投稿いたしました。
【第119話 ふたり】
https://kakuyomu.jp/works/16817330659272697101/episodes/16818093084634629677こんばんは、iviです。
第119話 ふたり を投稿いたしました。
スノーの傷を治療するためには、水が必要。
セロは喉が渇いた馬たちとともに
近くの小川へ向かいます。
ランタンの灯り一つでは
夜の森を照らし尽くせません。
自分たちが今どこにいるのか、わからない。
小川がどこにあるのかも、わからない。
土地勘のない森に響くのは、彼らの足音と小川の音。
セロが小川の方向を探っていると、
ヴェルーカが先導するように進み始めます。
野外訓練で何度も森に来ていたヴェルーカは
セロよりも土地勘があるようです。
ヴェルーカのおかげで、一人と三頭は
無事に小川へ辿り着くことができました。
しかし。
束の間の憩いの時を過ごす彼らに
一人の影が忍び寄っていたのです。