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双頭の夢について

本編に書けなかったエピソードがけっこうあります。

例えば、侑歩はダンスと合気道をやっていたけど、ホルモンバランスが崩れて体調を保てないせいでやめてしまった、とか。

侑歩の立ち位置は、加藤>侑歩>未来の順で、男性的かどうかが変わるとか。

澤村さんは、未来を救うことで、自分自身が救われている、とか。(児童養護施設の子供達のための自立の場所を作るという、叶えられなかった自分の夢の一部を未来との結婚に委ねている)

加藤は自転車で侑歩の家にやってきた、とか。(つまり、その距離ということ)

基さんのことも。アフロディテという名称も、もう少し、その由来を語りたかった。

最後に、澤村さんと未来がどうなったか。
未来は、彼との未来を選んだけど、どうなったのか、とか。

この話は、夢の一部が土台となっています。夢で見たシーン、目が合って互いの吸引力に逆らえない、そういう感情の流れをお互いの目線から書きたい、というのが、始まりでした。

頭にあったシーンとは違ったものになってしまったけど、書けて良かったです。ほんと。

2件のコメント

  • 青い星さん

     「肉欲の彼岸」にレビューコメントありがとうございます。
     コメントのまとう雰囲気が、とてもリアルで、いい作品を描けたのだと思えました。

    真花
  • こんばんは。
    いい作品でしたよ。ほんとうに。
    なんだか、一皮むけたような作品になりましたね。
    とても共感できる作品だと思いました。

    前回の応援コメントさせていただいた作品、物書きの業、と言う意味でコメントしたのですが、誤解を与えたらごめんなさい。若いうちは、書きたいし、いいものがあったら真似したいし、そういう業が書く人にはあって、もがくだろうな、と思い、コメントしました。実際に、それを正当化するわけでも、いいと思っているわけでもないですけど。実際に、私の小説、同名が作品化されているものを見付けたことがあって、その時は、びっくりして、名前を少々変えましたから。実際はそんなものですが、書くことを生業にしたい人はもがくはずです。
    物書きの業、みたいな長い作品でもいいかな、と思える題材でした。
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