つい先日、第七回こむら川小説大賞に、『埋まらぬ牙』という作品を応募し、本日その結果と講評が公開されていました。
ビクビクドキドキしながら、いざ自作の講評を見ようとして、その前に自分の名前が目に入ったものだから、黒本びっくりしちゃいました。
金賞を頂けたみたいです。
二度見した。いや三度も四度も見たよ。意味を理解して変な声出て、傍にいた祖母氏にどうしたのって訊かれました。てへ。
そんなことってあるっ!?
わあああああああいっ!!
講評してもらうだけでもありがたいのに、賞まで頂けるなんて……ありがとうございます!!
( ノ_ _)ノ( ノ _ _)ノ( ノ _ _)ノ
主催の方がYouTubeやってらして、そちらでも全作品に対して一言感想を言ってらしたのですが、そこでけっこう良かったと言って頂けて……ティガーばりに跳び跳ねました。くふふ。ありがとうございます!
すごく推している方がいて、その方がこむら川小説大賞について熱く語っていたから、いつか参加してみたいなと思ってて、今回参加できて本当に良かったです。推しの作品も本当に最高でした!! これからも推していきます!!!
主催の方、評議員の方々、参加させて頂き&講評して頂き&受賞させて頂き、本当に本当に本当にありがとうございました!!!
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せっかくですので作品について語りましょう。
『埋まらぬ牙』
https://kakuyomu.jp/works/16818093083040377856 お題『光』とあって、どうしようかな、何書こうかなって様子見をしていたら、いくつか、その、身体の部位が光っていらっしゃる作品がありまして、わてもどこか光らせた方がいいのかなって思ったのです。
で、闇の評議員の方に吸血鬼が好きな方がいて、えーわても好きです! となり、よし、吸血鬼の牙を光らそってなりました。
そいでですね、黒本今、『デリコズ・ナーサリー』というアニメを観ていて、舞台のTRUMPシリーズにすごい興味があるんですよ。染谷俊之さんが出ているみたいで、好きなんですよね染谷さん! 『グランギニョル』が気になって仕方ない。
どんな感じなんだろうTRUMPシリーズ。どんな? ねえねえねえどんななの? と気になってる感情や、ダイジェストで聞き齧った世界観を頭の中で混ぜ合わせていって、まずはタブレットの前に座りました。
牙が光る吸血鬼がいる。
それに関わる人間、いや魔法使いがいる。
黒本、バッキンガムの子供達という吸血鬼の設定を作っているんです。『薔薇王の葬列』のバッキンガム公爵が好きで作った吸血鬼の種族。
彼らが流す涙は赤い結晶で、それを飲み込むと、ただの人間も魔法が使えるようになる、そいつらは自分達を魔法使いと名乗っている。
そういう設定があるのだから使おうと思いました。
魔法使いは吸血鬼の光る牙で皮膚を穿たれるのが好き。……いやいや、TRUMPの世界観ならどうするんだろう。
ゴシックファンタジー、ダークファンタジー、ライネス、取り返しのつかない過ち、染谷俊之さん……。
混ぜて捏ねて混ぜて捏ねて。
そうしてダダダダと無線キーボードを叩きまくり、アレクシスの好きなように、でも気になる所は訂正していき、6000か7000字くらいで詰まったから視点をシトリンに切り換える。
フェリクスボーイにも見せ場作るべきだったかなとちょっと思うけれど、まあそんな日もありますよね。
シトリン・ヴィリアーズ。
彼の吸血鬼のイメージを最初、染谷俊之さんで書いたけれど、なんかすごい酷い奴になってきたからやめました。ただの金髪のイケメン吸血鬼です。三浦涼介さんでもないです。
いやー、なんか、酷いなーと思いながら指を動かしました。終わった後、本当にこの吸血鬼を世に放して良いものかと思ったけれど、ここまで書いたしえいやって川に流しました。
黒本はチキンなので、大丈夫かな大丈夫かなと思っていましたが、大丈夫そうなら良かったです。
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言いたいことは言ったかな?
取り敢えず、今回は本当に、ありがとうございます!
今後も吸血鬼の話は書いていきたいですし、面白そうな自主企画にも参加していきたいと思っております! ……気力があれば(絶賛夏に負けている)。
それでは、長文失礼しました!