鬼島桃

ミステリー作家は本当に大変……色々な意味で。

発想が荒木飛呂彦さんっぽい……。
このホラー感、背筋が凍ります。

主人公はあることから、ヨモツヘグイをしてしまい、名前を失ってしまいます。
そして、自分の名前を取り返した時、大切な事を思い出します。

とてもテーマ性のはっきりした作品です。

正直に言う男が、ズバズバと文句を言っていて、最初は何のこと何だろう？と思いましたが、そういう事だったのかと、読み終わった後にスッキリしました。

雪が何故か降る世界観と外に出てはいけないと言われる、主人公の弥生の正体が、タイトル通りなんじゃないかなぁと思いました。

不思議な季節の作品だと思います。

絵を描く主人公のヒューマンドラマ。
読んでいて、気持ちが温かくなりました。
景色やモノの見え方というのは、人によって様々なものです。

そんなことを考えさせられました。

主人公の気持ちが分かりやすく、スラスラと読めました。 登場人物の名前にも、数字が入っていて興味深かったです。 主人公とヒロインの苗字を掛けると、15になるという所や随所に出てく…続きを読む

背筋が寒くなるホラー小説です。 写真は、一昔前の時代の人だと、うつりたがらない人がいたのは、そういうことだったのか……。 短いストーリーの中で、恐怖を巧みに表現した作品だと思い…続きを読む

天才的な計算力故に、あらゆる事に対して予知ができてしまうアリス。

そんなアリスが小説を書けないのは…。

読んだ後に、優しい気持ちになれる作品です。

牛乳瓶の描写がとてもリアルに描かれていて、タイトルとマッチしていると思います。

続きが気になるように、書かれていて、素晴らしいです。

短い中で、想像力を掻き立てられる作品です。

豚骨ラーメンに秘められた驚くべき真相！