お蔭様で、現在連載中の『サレタ男の門出と、シタ女の遅すぎる後悔』が大変好評でして、今日時点で#14までの公開で、☆1000を超えて、♡は3700、フォローはもう少しで2000と、久しぶりのヒットで一人ニヤニヤとキモイ笑みを浮かべております。
そんなキモイ作者が、感謝の気持ちを込めつつ、チョーシに乗って本作のことをちょっぴり語りたいと思います。
この先の展開などネタバレになるようなことは書きませんので、安心してください。
この作品の特徴を挙げますと
・主人公が、サレタ男こと坂本タイチと、シタ女こと幸田チカの二人
・平行して二人の視点で、それぞれの語り口調で話が進行
ここまで読んで頂いた読者さんは気づかれている方も多いと思いますが、タイチパートはコメディ色が強めで、チカパートは完全なシリアスです。
で、作者的には、ネット小説でよくある複数視点とはちょっと違う認識なんですよね。
作者の意図としては、ラブコメとシリアスの2つ物語があって、それは1つの共通の出来事が始まりだけど、全く異なる舞台や環境で直接関わることが無いまま同時進行で進み、その時々で間接的にリンクさせたり対比させたりしつつ、1つのお話として成立させようって考えてて、試行錯誤しながら書いてます。
分かりやすい所では、#03でタイチが手紙を書いて#04でチカが手紙を読んだり、#07でタイチが入学式の後に溜息を吐いて#08で全く違う心境のチカも入学式の後に同じように溜息吐いたり、#09でチカがタイチの眩しい笑顔の写メ見て凹んでるのに対して#14でタイチはイロハの眩しい笑顔を見てイロハとの将来を感じたり、と、意図的に共通ワードをそれぞれに紛れ込ましたりして、二人の心境の共通点や違いを描こうとしてます。
今後もそういった描写が度々出てくる予定ですので、そういう視点で読んでみると更に面白いんじゃないかな?と思います。
まだまだ続く予定ですので、今後ともどうぞご贔屓に、よろしくお願いします。