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雑記というか事変と林檎

眠れないので音楽を聴いています。

とにかく本を読みたい気分なのですが、でもなにを読みたいのかよくわからない。つらい。心地よく一定のリズムで綴られた文章を延々と読んでいたいです。

本が手元にないので代わりに音楽を聴いているのですが、さよならはじめまして。っていうフレーズが何回も出てくるなぁと思って能動的三分間を流しています。

最初にあ、と思ったのは確か平成風俗の「この世の限り」だったと思うんです。
何度だって最初から、またはじめまして。っていう文脈で、さようなら、はじめまして。と言っておられて、これは確か林檎さんのお兄さんとのデュエットだったかな。すごくいいなぁと思ったんですね。

で東京事変のスポーツから、「能動的三分間」浮雲さんが三分間で、さようなら、はじめましてと歌っておられて、まぁかっこいい。違う。泣いてんだったら、聴きな。ってめちゃくちゃかっこいいです。ヒッチハイクのうまいベテランペーパードライバーのくだりは、ご自分のお仕事を控えめにおっしゃってるのかなと思ってパンク精神を感じます。さりげなく今の音楽業界をディスった歌詞になってるのもかっこいい。ディスりに徹しないのが女気だなって最近思います。希望とか前進の意味をこそっと込めておくのがかっこよさだなって。

このあとのソロ曲「長く短い祭り」でもさようならはじめまして、って浮雲さんの声を加工したのが入ってる。これはMVが印象的でサスペンスタッチですね。ダンサーの女性がお美しい。ジャズテイストの祭りソングで、いつかこれが盆踊りの定番になったらいいのになぁと密かに夢想しています。最後のサンバっぽいところとか見事。

土曜日オリンピック特番に出演されるようなので見ないとなぁと思ってます。

4件のコメント

  • こんばんは。
    眠れなくて、おじゃまして読ませていただきました。
    能動的三分間。
    J-POPの海の中で、これでチャート1位を取ったのだから、やっぱスゴイ。
    浮雲さん。
    ため息のような曲ばっか持ってくる、と林檎さんに評されていたけど。
    最後にはスゴイ曲ばかりになって、世に出ましたね。
    (わっちさんの曲は、感情の起伏そのまま、みたいなふうにおっしゃっていました)

    眠れない時に音楽もいいですが、わたしの場合は、光瀬龍さんのSFを読んだりします。
  • こんばんは。眠れない同士ですね。

    チャート1位だったんですか……! すごいなぁ。当時今よりもっとアイドルが売れていて、チャートを独占していた頃ですね、きっと。わぁ。
    林檎さんが浮雲さんの曲をそのように評しておられたとは、知りませんでした。でも浮雲さん少しひねくれたところがあるから(職人気質といいますか)、定番のポップソングみたいなものは書きたくなかったのかなぁと思ったり。
    わっちさんの曲は感情の起伏そのまま、なるほど、そうなんだ。

    光瀬龍さん、恥ずかしながら存じあげなくて、今調べました。SF、いいですね。実は最近SFを読み始めたので、あまり有名なタイトルを知らないのです。読んでみたいと思いました。
  • おはようございます。(わたしの仕事は、なぜか朝が遅いのです!)

    昨晩は、書いたら満足してすぐに寝てしまいました。
    置いてけぼりみたいで、すみません。

    能動的三分間リリース時に林檎さんは、当時のシーンに一石を投じたい、みたいなことをインタビューでおっしゃってましたね。
    当時、といっても、わたしは最近中古で雑誌を買って読んだのですが。

    ため息みたいな曲(笑)っていうのは、それより後の時期に、また別の雑誌(MUSICAだったかな)でのお話で。
    浮ちゃんは持ってくるデモが少なくて、それがまた音が悪くて、ため息みたいなのばっかり、というような感じを。
    なんか分かる気がするんですよね、それ。
    浮雲という愛称。わたしにとっては二葉亭四迷の小説ではなく、ジョージ秋山さんの漫画「浮雲」なんですよね。
    その主人公の「雲」さん。何をいわれても、のれんに腕押しでひょうひょうとしている人が、浮雲さん(長岡さん)に重なってしまいます。
    SPORTSのFAIRとか、平成風俗の花魁とか、メロディを口笛で軽くなぞったりしてる絵が、目に浮かぶのです。

    伊澤さんの場合は、こころの中のものがストレートに音になって出る、との林檎さんのお話でした。これをもっと磨けば、成功すると。

    林檎さんは自分のことを、半笑いで作っているみたいな、などとおっしゃっていました。かなり冷静、客観的だということでしょうけれど、浮きさん、わっちさんはかなり違う、という感じでしょうか?笑
    ふたりとも自分にはないものを持っていると、林檎さんは感じてらっしゃったのでしょう。
    音楽って、バンドって、おもしろいですよね。
    真剣にやればやるほど、おもしろい。
    阿瀬さん、ピアノどんどん弾いてほしいです。

    光瀬さんはですね。
    ジュブナイルからエンタメ、時代物、ハードSFまでたくさんの作品があります。
    代表作は「百億の昼と千億の夜」ですが、光瀬SFとして最初に読むのは別なもののほうがいいかもです(ちょっと長くて難解、笑)。
    わたしが好きなのは、晩年の作「オーロラの消えぬ間に〜調査船報告〜」ですね。短編集。
    光瀬さん全盛期の代名詞である「宇宙年代記」の時代の、さらに後の時代のお話です。
    みんなが寝静まった夜、ひとりで読んでいる感たっぷりと浸れます。
    ヒロインのリトルバラという女性のイメージを、わたしはシャーリーズ・セロンで読んでます。笑

    長文、失礼いたしました。

    PS:光瀬さんは、日本のSFジュブナイルの全盛期に多くの作品を残しています。筒井康隆さんの「時をかける少女」と同時期の「夕映え作戦」をはじめ「暁はただ銀色」、「消えた街」など、薫り高いすばらしいジュブナイルを書かれました。
    光瀬さんのSFをひとことで形容するとすれば、その作品の題を借りれば「錆びた銀河」とでもいえるでしょうか。←またカッコつけてしまいました。笑
  • それが、林檎さんのお話してたら満足したのか、あの後すぐに寝ちゃったんです。
    なんでしょうね、話題に出すだけでこの充足感。やはり林檎効果なのでは……。

    あ、漫画の浮雲、知ってます。ビッグコミックでしたっけ。
    なるほどね、確かに飄々とした雰囲気がどこか被る気がします。

    伊澤さんの曲はめちゃくちゃポップですよね。どれも可愛くてけっこう好きですよ。

    やっぱりタイプの違う人が一緒にやるから面白いんですね。化学変化みたいに色んな物が出来上がるのかなぁとか思ったり。
    ピアノはね、バイエルからはじめて、ブルグミュラーも平行で練習してます。もうちょっと指が動くようになったら、基本の和音とかコードを覚えてポップスの曲が弾けるようになりたいです。ジブリの譜面を簡単なの弾いてるんですけど、けっこう楽しい。

    いきなり長編は難しそうなので、短編集から読んでみたいです。
    シャーリーズ・セロン、お美しい。色々勝手にイメージできるのが小説のいいところですね。錆びた銀河、かっこいい。
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