結果がでましたね。
受かった人も、そうでなかった人も、お疲れ様でございます。
実は阿瀬、途中から考えるのを放棄し、あまり参加作を応援することができてなかったのです。
だってね、ちょっと読んだだけでも、
がっつり小説、シナリオ系、ほぼ全編セリフ、そのたもろもろ…参加作の百人十色。そして頭を悩ます、何を基準に選んだら良いのだ…。
月間少年エースの過去の連載作品を調べてみるとですね、けっこう色々あって。しかもさすがKADOKAWAの出版物だけあって、小説原作のコミカライズも幾つもあるのですねー。
漫画の原作にふさわしいとなったらなんだ…キャラが魅力的であること?ストーリー展開がめまぐるしい、世界観がしっかりしている、あるいは…あるいは小説として面白かったら漫画家さんが本気出して面白い漫画ができるかもしれぬね。でもやっぱ漫画だし動きがあって設定が奇抜でそれから、それから…日常系みたいなギャグの枠もあるよね?ほのぼのしたりすっころんだり、宇宙の果てまで飛んで行ったり。そして、そして…
そして私は考えるのをやめた。投票権を放棄した。あとはKADOKAWAの偉い人選んで。そんな気持ちで。
ところがばってん。昨日読んだ漫画原作コンテスト参加作品。おおおお、これはもしや私の探していた最適解のひとつであるのでは…?そんな気がした。
こちらの作品である。
無制限アンデッド ―UNlimited UNdeads―
久保田弥代さん
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881305359これは!応募媒体が90年代ジャ○プであったらもう完璧ではないかという内容でござった。
近年漫画業界では設定がどんどん奇抜になっている気がするのでもうあと何発か過激な設定がほしいところかもしれない。でも。
注目すべきはこの内容。脚本でもシナリオでもなく紛れもない小説として、漫画原作のために配慮をし尽くして描かれた内容。あちらこちらにちりばめた小説家の髄を集めたエッセンス。
ほんとすごいから読んでみそ。コンテスト期間中に応援できなくてごめんなさい(フライング土下座)