『時雨心地がぬぐえない』と『夏の言霊』に、[時雨心地シリーズ]というタグをつけてみました。
ジャンルというか書き味としては、だいぶ違う二作品なのですが、世界を同じくしていて、そんでもって『夏の言霊』の第六話を掲載してみたあたりで、めっちゃ繋がってるじゃん、って他人事のように思ったので、観念してタグを足して、正式にシリーズとして扱うことにしました。
全然そんなの考えてなかったんですけど、こうして[時雨心地シリーズ]なんて銘打ってみると、そのうち三つ目の作品が書かれそうな気がする、なんて他人事のように思います。思っているだけなので何の約束もしません。
まあ、今の二作を書き進めるのが先だとは思います。
しかしまあ、ふっとそんなふうに思っちゃうと、どうしても頭の中で描いちゃうんだよなぁ。まさかのシリーズ三作目。
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【後日談】
思いついちゃったので三作目を書いちゃいました。そして載せちゃいました。
まあ仕事でなく趣味で、楽しいからやってることですから、それに甘える形で、「載せたほうが自分は楽しい」という理屈で新作掲載です。
もともと、短歌をたしなむ女の子の話は書きたいなとずっと思ってて、時雨心地シリーズとして考えた時にうまくまとまってくれたので、そのまま。
ちなみに一応言いますが、作中の短歌はちゃんと自分でひねってます。
そんなわけで新作『早少女では一が余る』ともども、時雨心地シリーズをよろしくお願いいたします。
ひとつはっきりしたのは、時雨心地シリーズが、読者層のことを全く考慮に入れないシリーズだということです。そこはもう仕様ということでご勘弁を。