香鳴裕人

撃ち尽くせよ 一瞬としてのライヴ、轟音の揺り籠で 異質にも及ぶ音楽の才能を持つ一谷絢人 望むものはバンドでありながらも、その集合にとっては異物に過ぎないとされる――それでも、…

咎言――命を持つことば。力を持つことば。 ――そして、罪の証。 “咎持ち”はいずれも、等しく、大罪人である。 四人組の傭兵〈戦勝請負〉は、参加した戦に必ず勝利をもたらす―― ―…

百合な恋愛の短編・掌編集です。 自主企画「同題異話SR」への参加作は、エピソードタイトルにその記載があります。 ガールズラブな姉妹作 『柚子崎百合物語』 https://ka…

蛙の作法で 書きつらねていけば 全てがことばになってしまう ―――――――――――――――― 新作の詩が掲載されるのは、ここです。 この詩集は最新シリーズです。前のシリー…

螻蟻にも塵芥にも満たない命を、言選りによって組み上げる。 感性を止めるな。僕が僕の神であるという責任から逃げるな。 夏の言詞の群れに見る、愛の面影。 たったひとつの言葉を求めて…

原野を往く。言葉に誘われるまま、盲目的に、前へ。前へ。 切り株になってしまった老樹に腰かけて、綯う糸を探すけれど、 涕涙が滲む視界ではちっともおぼつかない。 視界はぼやけ、世界…

泡沫に消え、泡沫に生まれる、それを望んでも果たされない言葉たち。 香鳴が紫津々由宇名義で書いた詩です。 ※同一人物です ※本人です 本拠地であるカクヨムで読めないのはおかしいと…

百合な恋愛の短編・掌編集です。 自主企画「同題異話」への参加作は、エピソードタイトルにその記載があります。 たかなんさん（https://kakuyomu.jp/users/k…

同題異話SR参加作品の短編集です。 毎月のお題を一話ずつの短編・掌編として書いていきます。 ジャンルはいろいろごった煮になる予定で、ゆえにこその“交々”です。 ただし、鷺丘市とい…

ふっとすり抜けては微笑む 並べた言詞のバベルを 鮮やかに薙ぎ倒して 愛してみせて きみを表すためには言葉が足りない 歓迎しよう 抱きしめれば世界が変わる 見たこともない詩文があふ…

いずれも新作ではありません。 感性の変化、僕個人の心情の問題、そういった抵抗の中、お蔵出し詩集として出すことにしました。 檻からは出しません。入るのがあなたです。 間違えた末に…

“彩ちゃん”と“糸子先輩”の、漫画創作ソフト百合青春ストーリー。 「先輩、はっきり言いますけど、どういう神経してるんですか」 作画と原作、共同作業は、絆をどこへ導くのか。 ―…