お待たせいたしました。拙作『最速の魔術師ステラ・テオドーシスと、』の「鷹の教え」編スタートです。そして終わりまで書ききったものを上げたのでもう終了です。
次のストーリーも既に形はある程度できています。仮に「半世紀の魔女」と題を付けますが、実はこの半世紀の魔女が本来は第二編になる予定でした。
ストーリーとしては砂漠を超えた後の話なのですが、せっかく砂漠からスタートしていきなり普通の土地に到着するのは少し急すぎると考えまして、間に話を挟んでクッションにしよう。ということで苦しんで生んだのが「鷹の教え」になります。
ちなみにサブタイトルにもあります「アームルート」というのは既存の言葉である「アームート」からもじっています。その語源は古代イスラム世界で暗殺教団を率いたと言われるハサン・サッバーフが占拠した城塞「アラムート」から来ております。イスラム系の歴史をかじってる人は聞いたことがあるかもしれません。
このアームートの正確な意味はワシの巣、ワシの教えという意味なのですが、普通に僕が間違って覚えていたのでそのままタカってことにしちゃいました。
なので新章の名前は「鷹の教え」なのです。
私事ですが、今現在の身分は学徒でありますので、卒論にも手を付けなければいけない時期で少し忙しいです。
しかしそれでもなるべく小説執筆も頑張りたいと思っております。12月を超えた辺りから余裕が出てくるかもしれないので、ここからの更新は気長にお待ちいただければと思います。