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【呟き】色彩から生まれるもの

皆さま、お疲れ様です。
残業確定で、せめて在宅にしたいと会社から帰宅中の花野井です。

突然ですが。
忙しいときに限ってあれこれ書きたいな、なんてことはありませんか?
僕はしょっちゅうあります。そしてたいていそういう時は、こんな色合いの世界を書きたい、こんな景色の世界を書きたいという絵を文字にしたいという衝動に駆られているのです。

実際、そうやってできた短編はけっこうあります。


モノクロ✕赤→『リコリスの花束』
黒色の上にきらきら星空→『煌星の天弓』
青一色→『カエルレウム・アルカ ―新世界より―』
などなど

そうでなくても風景が先にあって、その後に物語が付いたものもあります。
夕暮れ空→『それは甘くて、苦い金平糖』
青空と砂原→『双頭の星は砂原に眠る』


詩だと一部を除き、ほとんどが絵を文字に置き換えていますね。この間書いた『ことのは』みたいに無色なものもありますが。


文字を書くってまるで絵を描くみたいだなと常々思います。
元々、僕は頭の中で絵を動かして物語を空想しており、絵心がないので媒体を文字にした、という世の物書きが聞いたら怒り狂いそうな経緯のせいかもしれませんが……。
おかげで、絵だとこういうシーンなんだけどなあ!!とけっこう苦しみます。今日も利き手で人物入れ替わったとしたいんだが、右とか左とか書いたら露骨じゃないか!?と頭を捻りました…。そして結局、右とか左とかになってしまうのです。
物書きの皆さまはどう工夫なさっているのでしょう?

始終取り留めのない呟きとなってしまいましたが。

以上です。

花野井、仕事戻りまーす



花野井

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