『神様の鬼界で奇怪な英雄譚』を書き終わったらミステリの公募を頑張るって決めているんですけど、その『神鬼』がなかなか、ほんと、なっかなか書き終わらなくて💦 もう一息って言いながら2ヶ月くらい経ちます。
こんばんは、あしわらんです。
ここ数日、相場からは遠ざかっていて(この前大損したので)昼間はミステリを読んでます。 must-read がいっぱいあって、読んでも読んでもまだあれもこれも読んでないっていう状態です。
ちょっと前にやっと Ellery Queen(Barnaby Ross)の悲劇4部作を読み始め、1作目『The Tragedy of X』を読了しました。
ああ、この作品が Barnaby Ross の名義で出版された当時に読みたかったです。きっとすごかったでしょうね。世間が Ellery Queen = Barnaby Ross だと知ったときの衝撃は。私も一緒にその興奮を味わいたかった。やられた! ってなりたかったです。
これはミステリ界隈では有名な話なのですが、Barnaby Ross名義で出版されたとき、作風がEllery Queenと似ていたり同じ覆面作家であることから、二人は同一人物なのでは? と世間で噂になったのです。そこで、二人が公開討論することになりました。
二人が同一人物であれば当然一人しか会場に現れないはずが、実際に現れたのは二人。互いに覆面をつけた Ellery QueenとBarnaby Ross が作品についてガチ討論を繰り広げ、人々はそれを聴いて二人はやはり別人なのだと信じました。
ところが、後になって実は Ellery Queen も Barnaby Ross もどちらも Frederic Dannay と Manfred Lee の二人で書いていたことが明かされるのです。もう世間はびっくりですよ。うええええええええっ!? ってなったはずです。
これは二人一役の彼らだからこそ出来た芸当ですね。本の中で繰り広げるようなことを世間を相手に現実でやってのけるなんて、本当に二人の遊び心と才能には脱帽です。
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執筆近況 φ(..)
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前回ミスってすみません。今日も仕事終わったら書きます。更新は明日になると思います。頑張るのでどうか最後まで見捨てないで~(-人-)
『神様の鬼界で奇怪な英雄譚』
https://kakuyomu.jp/works/16818093074884311537