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言い寄る


今日もきょうとて、紙の本を読み。
(あ、懸案のミステリーは少しずつ書いています。遅々としてスミマセン。なかなかムツカシイ。)

実のところ、ごりごりの恋愛小説(長編の)って、自分にぴたりと合うものとそうでないものの差があまりにも多く、ちょっと苦手で、手を伸ばすのは、ついつい純粋な恋愛だけのモノではなく、恋愛に不思議が絡むお話を好んでしまうのですが…。

田辺聖子女史…は、ごりごりに好き。

『ジョゼと虎と魚たち』を読んだのが多感な高校生の時で心を深く抉られ、あまりの痛さに未だ再読できず、アニメや映画になっているのも観られないという作品も中にはあるには、ありますが。

今日は未読だった『言い寄る』を、読み、読み終えたいま、そこはかとない胸を抉る痛さにしみじみとしています。
恋愛小説は、登場人物や主人公と自分の中にある鍵穴がカチリと噛み合わないと、とことん合わないので、この作品、さくさく読めて面白いのでオススメです、と言いたいけど、まあ…当たり前に読めない人もいると思う。(読書メーターで、どないなものか覗きに行ったら、やはりバッサリ二分していた。分かる。)
私も、女性に〇〇する男は嫌ですが、まあ…、まあ…うん…そこは、まあ、それでも当人同士のアレなんで、そこはどうしようもないんだよね、と。

そう恋愛小説です…

この度『5分で読書』に恋愛小説として、3作品を投稿致しました。
そして数多ある作品の中、私の拙いお話に指を止め、沢山の方々に読んでいただきましたこと、何よりも嬉しく、実に感謝の気持ちでいっぱいです。

お読みくださりまして、ありがとうございます。

また、何より拙作が目に留まりましたのも、素晴らしいレビューを書いてくださいました方々のおかげであります。
この場にて御礼申し上げます。

 『青天、霹靂飛ぶ』に
望月俊太郎さま

 『ひと、でなし』に
マクスウェルの仔猫さま
沖綱真優さま
aoiaoiさま
望月俊太郎さま
島流しにされた男爵イモさま

 『神座サトリは誰にも言えない』に
なかとさま
望月俊太郎さま
@oz3000さま

ありがとうございました。
賜りましたお言葉、大切にさせていただきます。

これからも精進を重ねてまいります。
ありがとうございました。

2件のコメント

  • 恋愛モノ苦手な私としましては、この短期間に三作品も上げられましたウミ様に尊敬の眼差しを送るのです。
    じーーっ。(才能の片鱗落とさないかな)

    秘めた恋、というお題がまた。
    こちとら、直球しか投げられない人間ですよ。悩むよりも玉砕。

    若ければ!と思うこともありましたが、そもそもの性格上の問題でした……。
    細やかな人間心理の描写はウミ様ほか素晴らしい書き手の方々に委ね津々浦々。
  • 沖綱真優さま

    真優さん、こんばんは〜。

    レビュー、ありがとうございました。
    読み返しては、ニヤけております。
    むふ。嬉しい。

    とはいえ恋愛モノ、短編なら力技でナントカさせてるだけの気がしないでもない…長編に於いては恋愛は完全にムリ、それ以外も、どれも最後まできちんと書けない私ですゾ。
    真優さん、褒めすぎでござるッ。

    最後の『神座サトリ』なんて、いつものあの人みたいなモノだったし。(本気で紬衣にしようかと思って、しかし紬衣じゃ爽やかにはいかないヨネと…諦めた

    どうしても書き出し一語一文から話を膨らませてゆくノンプロット方法ゆえ、ほかの方々のを読むと、やはり、その巧みな構成に圧倒されます。

    構成…やっぱりプロットのたてかたが、分からない。色んな創作論を読んだのですが、掴めない…。
    だから長編が上手くいかないんだと、分かってるのヨじゃあどうすんのサの無限ループというネ。

    あーあ、一足飛びに上手くならないかなあ、とアホみたいに夢みてます(笑)

    真優さんの文章、文体、好きですよ。
    あるときは艶やかで、またあるときは硬派で凛として。
    その上、ファンタジーの難しい世界を構築する真優さんのその精緻な筆致は本物だと思ってます!
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