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精神の不安定さ

 精神の不安定さというのは、みんなどのくらい持っているのか。

 失恋したとか、大切な人が亡くなった、それで悲しいとかっていうのはさすがに普通の反応だと思う。

 そうではなく、日常的に。ちょっとこれやるのヤダなとかあの人ヤダなというのもわりと普通の範囲ではある気がする。(過度になると違うと思うけど)

 それよりも、もっと漠然とした不安定さ。精神的な病気というのは、実は脳の病気といったふうに言われることもあるし、ウイルスが根本原因にあるみたいな話も聞いたことはある。

 一方で、人は他人の感覚が心底はわからないはずで、逆にみんな同じなんだろうと思うことで安心感を得たり。または、自分はみんなと違う、おかしい病気なんだと知ることで安堵感を得ることもあると思う。

 個人的には、だいたい自分を安定させようとアレコレ期待して試しても、特に変わっている感じはしないということで落ち込むことがある。もしかしたら、もっと何かを徹底してやったら変わることもあるかもしれないけど、わりと八方塞がりで、何をしても難しいと、悟ったときに何も解決してないけど少し安心するみたいなところがある。

 ただ、後で振り返って、あのとき単に寝不足だったなとか、お腹空いてたなとか。しかしややこしいのが、寝不足やお腹空いてる方が安定している状況もある。だからなかなか、規則正しいのが良いと言っても、再現性を求めて失敗するというイメージもある。そのたびに、波があるのは仕方ないのかと感じたり。一生このままかと思ったり。

 安定させるために努力をしていることを公言する人もいる。それは安定しているから努力できるのか、むしろ不安だから努力しているのか。そのへんもややこしい話。

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