• に登録
  • エッセイ・ノンフィクション
  • 詩・童話・その他

うちの彼氏は後方彼氏ヅラ

#ウチカレ 最終話を観ました。
豊川悦司さんが最後に美味しいとこみんな持ってったという印象。ゴンちゃんがキレまくるシーンで一発も返さず殴られるままだったのはよかった。もう一度やり直したいと告白したにもかかわらず、敢えてゴンを怒らせる言動をした風雅の真意はどこにあるのか。本当は、碧に断ってほしかったのではないか? 最後に見せたダンスは安心した喜びの表現だったのでは?空の歳と同じくらい一人暮らししている自由人の風雅が今さらまともな結婚生活を送れるとは思えない。一緒に住むことになったとしても風雅は間違いなく家を空ける日が多くなるではないか?
一番気になるのは、①もう一度やり直せませんかと碧に告白する②ゴンを怒らせる言動をとる。その順序が問題。碧にゴンの大切さを再認識させ一緒にならせたい気持ちと沖縄に一緒に来てほしい気持ち。半分以上は一緒に来てほしいと風雅は言うが、碧に告白した後で少しだけ怖くなったのではないか?全てのシガラミを嫌い身をくらました風雅が著名な作家と再婚するとなると今までの世捨て人のような暮らしは出来ない。
空の本当の父親がメタボでザビエル禿げの疲れきったリーマンではドラマにはならないのはわかります。でも家庭を支えている世の中のお父さんたちは、風雅と同じくらい、いやそれ以上かっこいいと思いますw
空が洞察したように風雅は、碧と空の存在を知りながら知らん振りを決め込んでいたという過去の罪を贖う意味において、ゴンに自分を罰してほしかった、という事が確かに言えると思うが、罪の意識は、遠い過去の事だけではなく、直前の碧への告白を自分の中で少しだけ後悔するような、自分はまた逃げ出してしまうんじゃないかという優柔不断な心の揺らぎが生じた事への罪の意識もあったのではないだろうか。
妻子を顧みる事なく、何ものにも縛られずに好きな事をやるというロックな生き方は、確かに小物には出来ないまねだが、褒められるような生き方ではないw

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する