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本当は……、怖かったんです……

こんにちは。

今日は土曜日にも関わらず、朝3時に起きてカクヨムに入り込んでいました。

ご存じのように、今日は通常の6時の更新後、8時半ごろに、
【誰も知らない 先輩と私の秘密!】
https://kakuyomu.jp/works/16818093089714130318
を発表しました。

これ、今だから白状してしまいますけれど、作りながらとても怖い作品だったんです。

前回の近況にも書いたように、この作品はこの夏に寄稿した「1000文字小説」の中の『一番大きな海の小さな浜辺で』という作品から3年後のアフターをイメージして書いたものです。原作は商業誌に寄稿してしまったので私がここにアップすることはできません。ですから、自分の作品に対して二次創作をしたという不思議な作品になっています。

もちろん、「1000文字」で作ったマスターファイルは私が持っています。
それを読み返しながら書き進めたのですけれど、大元が約980文字の作品に対して今回は9600文字と約10倍のスケールを作ってしまったのですが、原作の世界や二人の関係を壊さないように。同時に原作の3年後という成長した二人を書かなければならない……。(もう1作品の方が主キャラクターが1人、しかもあちらは原作で高校生なので、本作の方が難しかったのは本当のことなんです)

構想自体は2本とも夏が終わったころから少しずつ作り上げていました。

その途中でカクヨムコンが始まり、既存作の改稿として2本参加させましたが、それで終わるのも寂しいし、新作を1本出したいと思ってどちらを先行させるかを悩んだ末で、今回の順番となりました。

書きながら途中で変えたところがあります。それはクライマックスへの持っていき方でした。

作中に、「危ない事があれば俺だって……」という哲也のくだりがあります。
ここは最終的に変更をしなかった部分ですが、当初はどちらかが危ない目に遭う……。そんなシーンも想定されていました。幸か不幸か、そのシーンを入れると1万字を超えてしまうことが分かり削除され、その分沙也にはそのスペース分まで思いの丈を叫んでもらい、エンディングに持っていきました。

実際の本編打ち込み期間は2週間弱。それで1万文字弱なのでかなりのタイムアタックではありました(昨年は1日で2000文字という猛スピードがありましたけれど)。

これで、一応カクヨムコン10に提出する作品はすべて更新を終えたことになると思います(これからではいくら短編でも間に合わないと思いますので)。

なんだか、今朝の手動で公開ボタンを押すのは久しぶりだったので緊張しました。

もう1作の方も執筆予定です。ただ、それはコンテストとは別に来年のどこかのタイミングでお出しできればと思っています。

このあとの時間は、書いてきたこれまでの分、読みに重きを置きますので、ちょっと解放されたかなと思いつつ、気分転換を図ろうと思います。

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