今後の執筆について考えるため、自作の振り返りをしておきます。
◉二十四逝記
カクコン7でのエントリー作を再び。
カクコン8の片隅にそっと置かせてもらうつもりで放り込んだところ、新たに踏み込んでくださる方が結構居たり、私好みの作家さんを見つけられたという大きな成果も。
構造的な試みとして書いた作でした。
◉刺激に満ちた世界は創りもの
異世界めかして書いた私小説。
一人称だとそこにある表象=作者の心の叫び(自分語り)となりそう……と懸念していましたが、そうならないよう書けるかは己の筆力の問題。
まあ、主人公の性質や遍歴に目が行きがちですよね。
とはいえ、どんな反応、見解のコメントでも、全てが参考になる。糧にして今後に活かしてゆくことにします。
本作にこそ、沢山コメントをいただけてとても有り難いです。
◉朱鳥(あけみどり)の鳴くころ
締切間際に駆け込みで公開した奈良のご当地小説。
奈良を舞台に書いているものの『入り口』的な作を一つ用意したかったんですが、こういうのが書いていて一番楽しいですね。
いずれの作も沢山読んでいただき、感謝しかありません。
コメントもお星さまもレビューも本当にありがとうございました!
【写真】
『朱鳥の鳴くころ』に登場するルリセンチコガネさん
