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お片付け、道具の整備、次なる旅への憧憬

今後の執筆について考えるため、自作の振り返りをしておきます。

◉二十四逝記
カクコン7でのエントリー作を再び。
カクコン8の片隅にそっと置かせてもらうつもりで放り込んだところ、新たに踏み込んでくださる方が結構居たり、私好みの作家さんを見つけられたという大きな成果も。
構造的な試みとして書いた作でした。


◉刺激に満ちた世界は創りもの
異世界めかして書いた私小説。
一人称だとそこにある表象=作者の心の叫び(自分語り)となりそう……と懸念していましたが、そうならないよう書けるかは己の筆力の問題。
まあ、主人公の性質や遍歴に目が行きがちですよね。
とはいえ、どんな反応、見解のコメントでも、全てが参考になる。糧にして今後に活かしてゆくことにします。
本作にこそ、沢山コメントをいただけてとても有り難いです。

◉朱鳥(あけみどり)の鳴くころ
締切間際に駆け込みで公開した奈良のご当地小説。
奈良を舞台に書いているものの『入り口』的な作を一つ用意したかったんですが、こういうのが書いていて一番楽しいですね。

いずれの作も沢山読んでいただき、感謝しかありません。
コメントもお星さまもレビューも本当にありがとうございました!

【写真】
『朱鳥の鳴くころ』に登場するルリセンチコガネさん

4件のコメント

  • おはようございます。

    『二十四逝記』は本当に構造に「おおっ!」って驚かされた作品です。二十四節気自体、天気予報で聞くくらいのもので、どこか日常で忘れられている部分もあると思うんですね。

    それを俳句ではなく、なんとも不思議な感覚のショートストーリーで楽しめた所が画期的と感動しました。

    私が参加している、フォロワーさんの自主企画にぴったり! と思ってオススメしようかと考えたのですが、よく考えてみれば、その企画は「書き下ろし限定」だったのですよね。そうじゃなかったら、エントリーしてほしい、と思える作品でした。

  • おはようございます。

    「朱鳥の鳴くころ」に感動し、家族に布教なんぞしていましたが、「こういうのが書いていて一番楽しいですね」の一行で「やっぱりそれが一番だよなぁ」と思いました。


    蒼翠琥珀様の作品はヨム棚(リマインダー)にいっぱい入っています。
    寝物語にしたいタイプのもの以外はだいたい一気読みするので、しばらくの間ギャーギャーうるさくするかもしれません。どうかご容赦を。
  • 崇期さん、こんにちは!

    それこそ私も、二十四節気をあまり意識したことがなく、最近使っている手帳のオマケページに載ってたもんですから、この細分化され、しかも徐々に変化してゆくものを使えないかなあという発想から始まりました。

    そうそう季節(季語)を組み込み洗練された俳句が代表的ですよね。
    でも私はやっぱり小説を書きたくて。

    読んだり書いたりするのに季節は関係ないけれど、その創られた世界に浸かっている間は忘れかけている体感的季節感も、現実に戻った時にはふっと感じられたりします。

    その行き来を表現したかった、とでも言えばちょっとかっこよさげですが、ただただ遊び心が暴れてしまいました。笑
    ちょっと奥地まで侵入してくれた方だけが見ることのできる世界でもありました。

    崇期さんも積極的に活動されてますよね。見習わねば〜!
    そしてそんな風に思っていただけるなんて、恐悦至極ですヽ(´エ`)ノ
    ありがとうございます!
  • カイエさん、こんにちは!

    昨日は御作の完結に乗じて私もテンションMAXでした。
    フィーバー!!! ウルサクてすみません。

    って! ご家族に布教!?
    大丈夫かな? 変なこと書いてない?(変なことしか書いてない)

    施無畏印(胸の前辺りで小さく挙手するやつ)を掲げつつ……
    『恐れるな(超訳:落ち着きなさいってば)』
    ありがとうございます〜!(人´∀`).☆.。.:*・゚

    『朱鳥』を書いたことで、書きたいスタイルというか、方向性に展望が視えました。だって楽しく書ける感覚って大事ですよね。

    私もまずはハイジの元へ。また極寒の地! 笑
    エッセイも忘れてませんよ〜!
    今後ともよろしくお願いします!
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