・きょうの星新一の評価は、名ショートショート「一日の仕事」。
「一日の仕事」★★★★★★★★★★
https://kakuyomu.jp/works/16818093082549334899/episodes/16818093085654994451 星新一というのは、現実から逃避したいときに飲む清涼剤。
・きのう、我が家から、町内会の手当の入った封筒がなくなった。金額は五千円。鞄の中から忽然と消えたらしく、「盗まれた」「盗まれた」と家人が騒いでいる。
家人は封筒の紛失に気がつくと、すぐさま、となりの親戚の家に行き、私の従弟を問いつめたが、犯人はじゃなくて、本人は「おれじゃない」と否定。犯人にされても冷静な従弟に対して、「ふつう、犯人扱いされたら怒るのではないか」と不審がる家人。「疑われるのにはなれているさ」と従弟。そこに登場した伯母が従弟(自分の息子)を見ながら一言。「さいきん、よくお金がなくなるの」。
うーん。疑わしきは罰せず、か。
えっ、あんたじゃないかって?
お小遣いに困っているんだろう?
ふふふ。なかなかの名推理ですな。小説でもお書きになったらどうですか。
そのお金はね、私がもらえる予定のお金だったの(くすん)。嗚呼、ぼくの五千円はいずこへ~。
まあ、真面目な話、犯人が従弟ならまだしも、そうでないと怖い。鞄も財布も盗まれておらず、何も記されていない封筒だけがなくなっている。
家人が落としたと私は思っているのだが、それはないと本人は言っている。
まあ、五千円を当てにしていた私を憐れんで、三千円くれたので助かった。
そのまま、タバコと、藪本勝治さんの「吾妻鑑」を買いに出かけた。スパスパしながらゆ~くり読んで、執筆中の長編小説の参考にする予定。
いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました……。あなたの五千円です。
・米津玄師さんの「さよーならまたいつか!- Sayonara」を聴いていて、ふと思ったのだけれど、「恋に落ちる」って、どういう意味、状況なんだろう。
実用日本語表現辞典によると、『恋してその状態から抜け出せなくなるさま、恋焦がれる状況から身動きが取れなくなるさまなどを表す言い回し』とのこと。
穴に落ちた状況からの連想か。「沼る」のイメージか。
そもそもこれ、日本語にあった言葉なのかな。英語のfall in love withが元か。
・スマホでカクヨムをよく読むのだけれど、「その他」の項目の配列が変わってしまい、使いにくい。魔法のiランドの項目が追加されたが、代わりに、何の項目が消えたのだろうか。手ぐせで、近況ノート新着を見ようとして、新着小説を開いてしまう。
名探偵の諸君、それではおさらばだ。また会おう。ではでは~