・きのう突然、ついにというかふいにやってきた、老眼。
すこしスマホから目を離すとよく見える。ポジションが中途半端で手が疲れる。
ああ、年だ。
近眼で乱視で老眼。もう目がむちゃくちゃ。どうなっとるんだ。
・きょうの星新一の評価は、「第一部第一課長」。
「第一部第一課長」★★★★★★★☆☆☆
https://kakuyomu.jp/works/16818093082549334899/episodes/16818093084956938019 こういうバカバカしい話は好き。中期にはこういう作品が散見される。
・祖母にとり キッチンと庭が 我が大地 病院行くは 月旅行かな
・月行けば 旗がはためく 人力で
・きのう、エッセイはエピソードがかさんだら完結にして、新たに始めたほうがよいと、なにげなく書いたところ、知り合いの方、おふたりが、エッセイを完結させると言い出されて、少々あせる。まちがったことを書いたわけではないが、よい選択になってもらわないと困るなあ。読者が減りませんように。
言葉(発言)は責任をともなう。そこは嫌なところなり。
でも、まあ、まちがったことは言っていないと思う。エピソードがかさむとページが重くなるしね。おふたりの判断に幸あれ。
・細川重男さんの『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』(朝日新聞出版)を読了。記憶にないくらい久しぶりに、本を読み終えた。
鎌倉幕府の成立まではそれなりに理解していたが、その後の抗争や承久の乱の知識がなかったので、それが補えた。
文章に工夫がなされており、読み物としておもしろかった。おすすめの一冊。
足利尊氏の異様なカリスマ性の原因のひとつに、尊氏に従う武士たちが、尊氏を源頼朝に重ねていたという指摘は参考になった。
源頼朝の肖像画とされていたものが、近年、尊氏の弟である足利直義ではないかとされている問題で、細川さんは頼朝説を取っている。
自分は、細川さんの本を読むまで、頼朝というのは冷たい人だというイメージを抱いていたが、それが情の人に変わった。
その目で、かの肖像画を見ると、冷たい人に見える。そのため、直義なんじゃないかなとなんとなく思っている。
・私の代表作である「スラザーラ内乱記注解」の続きを書いているのだが、その手が止まっている。
インプット不足で、アウトプットができない状況に陥っているためだからだ。そのために、その一環として、上で紹介した本を読んだ。内乱が起こる事情と内乱を起こす者の心理が知りたかったからだ。もう少し読書を重ねないと、続きは書けないかもしれない。
ではでは。ロボットアニメにでてきそうな名前。ミルモ・ムザン