・自分の文章を読み直してみると、まちがいが見つかることがある。私も人間なので、それは自然なことである。そして、それは逆もまたしかりなので、他人の文章について、ああだこうだというのは、慎みのない行いである。
しかしだ。「閑話休題」を逆の意味で使う人にはイライラしてしまうのは、これはもう、生理現象なのでどうしようもない。いやなものはいやなのだ。
同じく、死に様から派生した「生き様」を使う人、「こだわり」をよい意味で使う者も嫌でしようがない。
原因を探ってみると、それは、若い頃に高島俊男ばかり読んでいたせいであろう。孫は祖父に似るのだ。もはや血肉のレベルで嫌なのだ。
嫌だから嫌なものは、どうしようもない。
ではでは。きょうは本当に暑いですなあ。ああ、嫌だ。世の中、嫌なことばかり。