話を思い付いたきっかけはハーメルンの笛吹き男について考えているうちに、正体はこれじゃない?と、本編の妖精の関与を除いた部分の予測を思い付いたこと。
それからしばらくは知識と実力不足からこれは形にできそうにないなと思ってたんですが、確か『トレジャーハンター・トリスメギストス』のためにメリュジーヌを調べたのがきっかけで完成に向かいました。
クードレットの『妖精メリュジーヌ伝説』をそのために読んだんですが、いろんな決定的な場面でメリュジーヌの一族が「リュジニャン」と叫んで奇跡のような勝利をもたらすんですよね。
もう、「リュジニャン」と唱えて魔法を使う主人公の姿がありありと浮かびましたね。