どうも、こんばんは!
碧ヰ 蒼こと、アオイさんです!
令和ロマンさんの二連覇で幕を下ろしたM-1グランプリ。皆さん、御覧になって、腹がちぎれるくらい笑い転げたことでしょう。
個人的には真空ジェシカさんの一本目を見た時、『これは獲ったでしょ』とは思ったんですが、二本目で盤石な強さを見せた、令和ロマンさんが流石と言わざるを得ません。
これは『皇帝』と言っても差し支えないでしょう。と、かなりフェアに今大会を見ていた私が、二連覇はしっかり実力でもぎ取ったものだと太鼓判を押します(なに様?)。
実は今回のM-1を見るにあたって、この一年間は過去のM-1を脳みその中に叩き込む勢いで見返してきました。
そのうえで、こう断言します。
今年が一番、『誰が優勝してもおかしくない年!』だった、と。
今まで、そう呼ばれていた年は多くありましたが、今年が一番です。
それくらいに面白い大会だったと思います。そしてそんな中、二年連続トップバッターで優勝を掻っ攫っていった令和ロマンさんは本当にすごいと、そう改めて思います。
さあ、そんな激戦・熱戦・大接戦の年でしたが、私の個人的な感想を書き連ねていこうと思います。
それでは、長文、駄文、拙文にしばらくお付き合いください。
まず、令和ロマンさんがトップバッターとは思えない程の空気感を形成、その空気をなんとか打ち破ったヤ―レンズさん、その空気をうまく乗りこなした真空ジェシカさん。
それに続けと、マユリカさん、ダイタクさん、ジョックロックさんと続き、バッテリィズさんの登場。
彼らにはかなりぶち抜かれましたね、ド肝。
よく声の通る「明るいバカ」というとても強いキャラのエースさん。彼は売れますね。とは言え、その隣で要所要所でしっかりとツッコみ、場の盛り上がりどころを作る寺家さんの腕が凄いです。今大会で初見だったんですが、かなりファンになりました。
と、今年で一番気になったコンビは『バッテリィズ』さんだったんですが、個人的に注目していたのが、『真空ジェシカ』さん、『トム・ブラウン』さん、『令和ロマン』さんだったんですよね。
なので、今回は上記4組に的を絞って書いていきます。
まず、令和ロマンさん。
いや、ホントに。さすがとしか言いようがありません。一本目、トップバッターの場の温まり方じゃない。
異様な空気感。彼らの出番が決まった瞬間に、盛り上がり、彼らが登場した瞬間にさらに盛り上がり、掴みで空気を令和ロマン色に染め、ネタをすれば笑う環境がすでに整っていた。
ネタ自体の完成度も非常に高く、フリースタイルのしゃべくり漫才。ギャップの連続で笑いを掻っ攫っていく。
基本に忠実な漫才にも関わらず、ほかの漫才が「ネタをしているな」と錯覚させるほどの、純粋な正気の塊。それをぶつけられたような気がしました。正気って行きつくところは狂気なんですね。
次に真空ジェシカさん。
個人的に二本目のデカすぎるピアノと、静かすぎて長渕が聞こえてくるのは本当にツボでしたね。四分間を贅沢に使った漫才コントで、はずしたら終わりのギャンブル的な間の使い方はしびれました。
ただ、そのギャンブルを外さず、ドカンと笑いを取っていたのが本当にすごいです。
それも川北さんの尖った、いや尖りきったボケと、キャラクターあってのものなんでしょうね。おそらく、あの場に出れば出るほど、『真空ジェシカ』というコンビが認知されるほど面白さが伝わっていくのでしょう。
出場すればするほど、場の空気を染めていく真空ジェシカさん。
私は来年獲ると思ってます。実際、最初にM-1の決勝に出た時よりも会場での笑いが増えてますから。来年こそは。
そして、トム・ブラウンさん。
私がずっと好きなコンビです。ですが、贔屓目なしに見てました。そこはしっかりと。
けども! 私は一番笑いました! それはもう胃袋が裏返りそうになるくらいには笑い転げてました!
あのネタは強いです。
もうほんとに。一回ハマると抜け出せなくなる。ハマらない人はそもそもハマらないネタという感じはしましたけど、私は今年で一番笑ったネタでした!
途中から何やってるのか分からなくなりましたが、録画を見返してみて、意外と筋が通った狂気の連続で、いや、筋の通った狂気ってなんだって話なんですけど。
とにかく、「お酒を拒否すること」に終始徹したネタで、見返してみても気持ちのいい漫才でした。あのクオリティでファーストラウンド敗退なんですから、今年は本当にレベルが高すぎましたね。決勝に残ってるだけでもめちゃくちゃ凄い。
なにはともあれ、トム・ブラウンさん。M-1お疲れさまでした。
一発目の「お願いします」に今までの全てが詰まっていた感じがします。
さて、最後にバッテリィズさんです。
いやあ、度肝を引っこ抜かれました!
アホの連鎖。ツッコミに見せかけた、ただの大アホウがこんなにも面白いなんて思わなかったです!
審査員の若林さんが言っていた「ワクワクするバカ」というのは本当に的を射た表現だと思います。
バカ特有の視点によるボケ。そのボケを成立させるための漫才のテンポをキープする寺家さん。まさしく、この二人にしかできない漫才だな。と。感じました。
未来を明るくするのは、ワクワクするバカなのかもしれないです。
さあ、ここまで書いてきましたが、そろそろお別れのお時間です。
本当に今年は誰が優勝してもおかしくなかった! し、今日を境に漫才が一段階、ステージが上がるような気がしてなりません。
今後のお笑いに大注目ですね。
それでは、碧ヰでした。
今日は趣味語りさせてくれてありがとう!
ただただ勢いに任せて書いたので、ヒマな時に読んでね!!!