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これぞファンタジーというファンタジーの醍醐味とは

『王子』のマコさんのコメントの返信にも書いたのですが、個人的にファンタジーの醍醐味というのは『文化や習慣、価値観の違う人々を自由に出せる』これに尽きると思うんですよね。

正直、剣だの魔法だの、或いは中世西洋だとかオリエンタル、エキゾチックとか関係なく、文化や習慣、価値観の違う人々の創造。これさえあれば十二分にファンタジーだと思うんですよ。住人と言うのは世界そのものであり、その住人の観点を描くと言うのは世界観を描くに等しいというのが私の考えです。

ただ、これを表現する小説ってだいたい小難しくて入って行きづらい(お前の作品そのまんまじゃねえか――は置いといて)んですけど、もっと気軽にweb小説らしい作品を読みたいわけです!

個人的にはファンタジーとライトファンタジーの分水嶺であるかもしれません。web小説にはこれを書いたファンタジーって少なくて、せいぜいが現代かゲームの価値観の延長なので、ファンタジージャンルを読むことってほぼ無かったんですよね。現在の価値観でファンタジー世界の価値観にドヤァするのとか特に苦手ですし。

まあ、これを書いたからって世間受けするわけじゃないので参考にはしない方がいいですがwww




ちなみに『かみさまなんてことを』ほか、あの世界観に共通するのが『誓い』の重要性ですけど、『ヤドリギの下の物語』や『堕ちた聖女は甦る』にも出てきますし、『王子』にも度々出てきます。

他にも『王子』のころから続く習慣や、失われてしまった価値観もありますので、『かみさまなんてことを』『堕ちた聖女は甦る』を読了されている方はその辺も楽しめるんじゃないかなと思います(お前だけ

2件のコメント

  • ナカムラは少年の頃、ファンタジーが嫌いでした。理由は機械と近代兵器が出てこないから(笑)
    人力、刀、弓…?泥臭いわあ。

    それが今では人力大好きです。不思議です。何でかな?どこからなんだろう?

    妖怪、八百万の神々、つくも神とかの和物ファンタジーが好きです。日本人作家のファンタジーはそれ系多いですからね。

    洋物は雰囲気しか解りません。にわかもいいところですが、何となくで読んでます;
  • 私もメカ大好きです! SFも近代兵器も大好きで、ロボットなんかも描きまくってました。

    日本人はやっぱり和物は専門なので得意ですね。あとどちらかというと現代ファンタジーが多い気もします。

    私はどちらかと言うと、和物はそのままでは取り入れず、『日本人が洋物をとりいれる感覚』で『日本人が日本と言う国をまた聞きした感覚』で作った『和製和風ファンタジー』みたいな異世界モノを作ってました。なかなか好評でしたw


    昔は洋物ファンタジーと言うと、燃えろアーサーとかいうアニメもありましたが、大抵は断片的なアーサー王物語を聞いて、興味を持ってよく調べるとドロドロとした不倫劇みたいな内容で少年少女がドン引きするのが定番かなと思いますw

    それとは別に、D&DからWizardry、ドラクエへと至るゲームの系統がweb小説へと繋がってきていると思うので、洋物ファンタジーというよりはゲームファンタジーかなと思いますね。

    まあ、ファンタジー小説全然読まない私が何言ってんだって話ですよねwww
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