三月末にすばる文学賞に出した「氷の蝶」が一次選考を通過しました。
例によってフィギュアスケートもの…なんと、霧崎洵の双子の妹、霧崎汐音が主人公の小説です。
実質「氷上のシヴァ」の第六章と呼んでも過言ではありません。
テーマの難解さ、純文学ならではの一語たりとも過不足が許されない緊張感、そしてリアルの生活でのゴタゴタ(コロナ)…様々な要素が絡み合い、締め切り直前まで発狂しそうになりながら書き上げた作品でした。
おそらく最終には残っていませんが、一つのラインはクリアできて良かったです。
そのうち、何らかの形で皆さんにお披露目できたらいいなと思います。