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悪役生活②


悪役生活ができるまでの話です。

友人から悪役令嬢ものについてプレゼンを受ける
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私が理想の悪役令嬢ものを書いてやるぜと意気込む
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最初は普通に悪役令嬢ものを考える
(スマホアプリゲーの破滅する系悪役令嬢に転生したOLと、正規の攻略対象である執事とのドタバタラブコメになる予定だった)
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そもそも乙女ゲーに対する造詣が浅く断念
(シナリオとか分岐とか攻略キャラとかイベントとか考えるのが大変だった)
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乙女ゲーは無理だけど……小説ならいける……
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そもそも女主人公よりいつも書いてる男主人公なら楽……
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剣と魔法のファンタジーなら自分の作品にちょうどいいプロットがある……
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ニコラ・ロウの華麗(に)なる(予定の)悪役生活 爆誕


主人公のこと
「父兄に譲られたバイクで走りだす」
→同僚が新卒だった頃、実際にあったそうです。運動場でバイク乗り回す輩もおったそうです。

「卒業式には刺繍ランでバシッときめる」
→地元でいまだに健在の風習。卒業式の日は先生たちもピリピリします。

本文には書いてないですけど、「授業抜けだして隣の中学に乗り込む」「先生同士が電話で「ウチの○○がそっち行ったわ」「おう」と連絡を取り合う」とかいうやんちゃネタもあります。これも同僚の話。


こんなふうに、わりと間抜け~~な感じでできあがったお話、主人公になります。
悪役になろうとしてなりきれない坊ちゃん、これからもどうぞよろしくお願いします。

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